が、退院と同時に1号の授乳中に少しでも
泣くと、鬼ババが1号を取り上げ、即ミルク
を飲ませたので、右の母乳の出が悪くなって
しまった。悪魔としては右が痛いので搾乳して
それをあげたい。もしくは、少し時間を
置いてからもう一度あげたいと言うと、
鼻で笑われ、完全否定された。
自分の子供なのに、鬼ババに何故許可を
貰わなければならなかったのか、今思うと
不思議でならない。
子育ても何もかも鬼ババの言う通りに
しなければならなかった。
悪魔の意見なんて何一つ通らない。
退院した瞬間から子供を奪われたのだ。
2号は絶対に自分のやり方で、自分の手で
自分の母乳で育てたかったので、里帰りも
3日ほどで帰宅。
その3日もクソジジイが昼夜問わず掃除機を
一日中かけ、全く寝れず、無駄に抱かれて
イライラし、母乳をあげているとよこやりが
入り、3日も苦痛だった。
自宅でのんびりマイペースに育て、完母状態で
育てられた。完母の弊害で夜中に悩まされた
けど、辛かった甲斐もあって、2号はとても
お母さん子。とにかく悪魔の事が大好きだ。
こんなにも自分の子が可愛いとは、初めて
知った。と、同時に、やはり、1号はもはや
産んだだけで悪魔に育てられた子ではないと
実感した。
子育ては人の手を借りた方が楽だ。
母乳神話に苦しんでいる人もいる。
でも、やはり、経験から言うと、
なるべく自分でいたから育て、母乳で育てた
方が、子供との絆は深いはず。
私の結果論なので、何が正解かはわからない。
でも、奪われてはいけないことだけは確か。
母乳神話に苦しんでいる人は、ミルクは
是非お母さんの仕事にした方がいいと思う。
奪われたら奪い返して自分の手で。
ミルクは誰があげても一緒ではない。
三つ子の魂百まで。
1号はきっと一生鬼ババを求め、
2号は悪魔を求めるでしょう。