久しぶりにGメンの記事を書きます。

今度は写真入りで解説笑。

Gメン'75第33話「1月3日関屋警部補殉職」

【あらすじ】

12月31日Gメンたちも新しい年を迎えようとしていた。

そんなとき小田切警視(夏木陽介)から遊佐哲次が刑務所を脱獄したという情報が入った。

遊佐は拳銃密輸の常習者だった。

自分を追っていた刑事を射殺していた。

遊佐は自分を黒木警視(丹波哲郎)に売った愛人の雅代に復讐する為、脱獄した。

雅代は遊佐の暴力に耐えかねていたのだ。

雅代は遊佐が捕まった事を知り、再婚して新しい生活を築いていた。

遊佐はそんな雅代が許せなかった。

アベックを殺害し、車を奪い逃走する遊佐。

やがて山中に隠して置いた拳銃も取り出し、偶然見かけた警官を射殺。

更には自分を匿っていた舎弟をも射殺し逃亡する遊佐。

遊佐の魔の手は雅代の新しい生活を築いている団地に迫っていた。

雅代の夫は船乗りで長い航海から帰って来る予定だった。

黒木警視は団地を警護するようGメンに命じた。

果たして遊佐は捕まるのだろうか、雅代は平穏な生活を送る事が出来るのだろうか。

【見どころ】

Gメンたちも新しい年を迎えようとしていた。

そんなとき年末年始の気分をぶち壊すようなニュースが入って来た。

拳銃密売の常習者・遊佐哲次が脱獄した。

彼は自分を黒木警視に売った雅代が許せなかった。

雅代に復讐する為、刑務所を脱獄した。

雅代は再婚し新しい生活を築いていた。

雅代の住む団地を警護するGメンたち。

正月気分の住人たちの生活を乱さずに隠密に事件を解決するよう黒木警視に命じられていた。

遊佐を逮捕する最後のチャンス。

関屋警部補の鼻息も荒い。

自分を黒木警視に売り、幸せな生活を築いている雅代が許せない。

遊佐は郵便配達員に変装し、雅代の住む向かい側の団地に見事に潜入し、屋上から雅代を狙撃しようとしていた。


夫が長い航海から帰って来る。

雅代の気持ちは落ち着かない。

響圭子刑事(藤田美保子)から動かないよう言われるが、それでもなかなか気持ちは落ち着かない。

雅代には響圭子刑事が寄り添っていた。



雅代の住む団地の向かい側の団地に入って行った郵便配達員がなかなか出てこない。

「ヤツだ!」

関屋警部補は遊佐が向かい側の団地に潜入した事を確信し、遊佐を探して回るがなかなか見つからない。

焦る関屋警部補。

キッとなった表情がカッコいい! 

ついに団地の屋上で雅代の部屋を狙撃した遊佐を発見!

「遊佐〜!」

関屋警部補と遊佐の激しい撃ち合い。

関屋警部補に撃たれて倒れる遊佐。


関屋警部補は拳銃を構えたまま動かない。

銃声を聞きつけて駆けつけたGメンたち。

その後ひとりひとりの顔がアップになる。


倒れる関屋警部補。

壁には血痕がベットリ付いている。

画面に1月3日殉職・関屋警部補とテロップが流れる。


今のドラマでいう1stシーズンが終わったというところでしょうか。

事実上Gメン初期の行動隊長であった関屋警部補が殉職し、以降しばらく6人編成が続きます。