武器人間… | 横島 夢乃介の観測日誌!!

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どもっ、ひびきです。

大山 のぶ代さんのナレーションの予告編(http://youtu.be/m7hMYMq0ujA)が、話題になっていた『武器人間』を観てきました。

他の上映館も調べてみれば、レイトショー扱いの問題作といってもいい、不気味さを兼ね備えた話です。

予告編のネタに思われている部分があるかもしれませんが、冒頭から大祖国戦争の時期のソビエトの映画学校の学生が、とある偵察部隊と行動を共にしながら撮影した記録映像ということで、カメラの映像目線での作りでした。

戦闘や民家での略奪、捕虜にしたドイツ兵の処刑などを淡々と記録しながら話は進み、辿りついた謎の寒村で、フランケンシュタイン博士の武器人間工場に迷い込むという展開となるわけですが…。

迷路のような閉鎖空間に追い込まれ、敵を殺戮するためだけに現れる数々の武器人間達に圧倒されてしまう部隊…。

3人目の基地外博士に相応しいと断言できる人間としてのモラルを完全に喪失し、自らの技術で武器人間を作ることにしか興味を持たないフランケンシュタイン博士の死体や生きた人間を材料に、効率よく武器人間を作るためだけに作り上げられた工場が醸し出す狂気は半端ではありません。

武器人間達はデザインだけで見るとすごく戯画的で、特撮ヒーロー怪人を思わせる異形の者が多数おり、フランケンシュタイン博士の狂気の産物というリアリティさが、仮面ライダーのショッカーを思わせるが、ショッカー自体もナチスの人体改造技術で怪人を生み出す残党組織なのは、いうまでもありません。

ムカデ人間のハイター博士(http://youtu.be/xjVO5O5Y_CA)や、ハイター博士に憧れるムカデ人間 2のマーティン氏(http://youtu.be/NbadqCQLc8g)も危険な存在ではありますが、若本 規夫さんの華麗なるナレーションのそこにしびれて、憧れてください。(笑)