NHKが朝からセックスレス特集… | 横島 夢乃介の観測日誌!!

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NHKが朝からセックスレス特集 有働アナがセックスレスを連呼
(http://news.livedoor.com/article/detail/4843453/ )


~内容~


ついにNHKもセックスレス特集。しかも朝の生番組でだ。セックスレスの深刻さがうかがい知れる。


6月23日のNHKの朝8:15からの生放送『あさイチ「キラキラ40 セックスレス“しない”“できない”にはワケが…」』でセックスレスが特集された。


司会は有働由美子アナ、男性パネリストは井ノ原快彦さんと柳澤秀夫さん、女性ゲストは、室井佑月さん、とよた真帆さん、杉本彩さん。


冒頭から有働アナが意欲的に「セックスレス」を連呼するなど、朝のNHKの平和な雰囲気を覆すような刺激的な内容になった。


◆NHKのセックスレスの人へのアンケート(男女別)


女性のセックスレスに対するアンケート調査


悩んでいる 8.3
気がかり 28.1
かまわない 37.2
そのほうが良い 21.5


男性のセックスレスに対するアンケート調査


悩んでいる 8.4
気がかり 42.0
かまわない 37.8
そのほうが良い 5.9


注目すべきは「きがかり」と「そのほうが良い」のパーセンテージだ。


気がかり

女性 28.1
男性 42.0


そのほうが良い

女性 21.5
男性  5.9


男性の方がセックスレスに対してより悩んでいると言えそうだ。女性は子育てや家庭内の仕事で忙しくてそれどころじゃないのかもしれない。最も男性も仕事で悩んではいるだろううが。


とはいえ、NHKでセックスレスに悩む女性の生の声が放送されることで、今後、セックスレスに対する女性の意識は変わっていくのかもしれない。


番組中、女性のセックスレスに悩む人の覆面座談会のVTRが流れ、多くの女性の意見を聞くことができた。

「セックスレスになって1年。子どもが大きくなって夜するチャンスがなくなった」(41歳結婚17年目)


「私に魅力がなくなっちゃったのかなって。女性として無理やり終わらされちゃった感じ。溢れんばかりの思いがあるのに。一言も言えず…」(42歳女性)


「12年していない。途中で主人ができなくなったのがきっかけ」(女性結婚17年目)


「(自分からは)言いにくいですよね、布団を近づけたりするんですけど」


というセックスレスへの現状の悩みから始まり、


「私は待ちますよ」


「コレが一番円満でいられるアレなのかな」


「真剣に話すと逃げられる」


「夫が落ち着いたら、いつか手がスーッと伸びてくるその日がくればいい。そこにかけてみるっていうか」


と、今後、おとずれてほしい理想の性生活を語っていた。受身の女性が多いようだ。


なぜセックスレスになるのについては、スタジオに専門家の二松まゆみさんを招いて説明があった。それによると「セックスレスは寝室ではなく日常生活からおこる」そうだ。また、女性側にも、3つの原因があるらしい。


【1】 奥さんが外見に構わない
⇒アナタを異性としてみていませんよ


【2】 小言を言う
⇒「妻」というより「母」として接している


【3】 お金のことでイヤミを言う
⇒男性のプライドを傷つける


またセックスレスの改善策も紹介された。


パパ、ママと呼ばず名前で呼び、恋人時代を継続させる


男性はあまり女性からがみがみ言われると女とではなく母親といるような気持になるという意見も出た。興味深い。たしかに「パパ~」「ママ~」と呼び合いながらセックスって難しそうだ。


そこから、セックスレスの原因の「性機能障害」についての話に。男性のEDは広く知られているが女性にも性機能障害(FSD)があるらしい。


それはどのようなものだろうか。


◆男性の性機能障害の一つED患者数


ED患者数は現在、約1130万人


これは、25歳以上の男性の4人に1人だそうで、ED患者の80%がストレスなどが原因の心因性。特に40代は仕事のストレスからが多く、「間近に控えていた重要な会議の直前に妻とのセックスと失敗でEDに」(45歳男性)という事例も挙げられていた。


ストレスが心の傷になってしまうとなかなか立ち直れないだけではなく、性交そのものに自信がなくなり、性交の前段階のキスやスキンシップも避けるようになってしまうとのこと。


また、治療を受けているのは91万人、ED患者数のわずか8.1%。男性は自分がEDだと認めので、治療を受けない強い傾向があるそう。そのうち、だんだん状態が悪くなっていきセックスレスがどんどん進んでいくそうだ。


専門家「いきなり局所の診察とかはないので気軽に来てください」


とこと。このように診察の方法などが明らかになっていけば、足を運びやすくなるのでいいことですね。


◆女性の性機能障害(FSD)もある


「したいとおもわない」「痛みを伴う(性交痛)」などがFSDの症状だそうだ。


「育児で疲れていた女性を男性が半ば強引に…。夫も深く反省しがた、それ以来どうしてもできなくなった」


「3番目の子を流産したことがきっかけでできなくなった」


などの事例が紹介されていた。


男性はEDのため性行為の途中で挫折するケースもあるが、女性は行為自体を拒絶してしまうことが多いのかもしれない。


◆EDの陰にはESDあり。その逆もしかり。


男性が性機能障害の場合、女性もそうであることがあったり、その逆もしかりとのこと。


また、心因性の性機能障害は、心因が取り除かれれば治りことが多いが、治療薬の効き目が強く、悩んでいても薬を飲めばできるようになるので、飲んだ方がいいとのことです。


近くに専門の泌尿器科や産婦人科がない場合は、日本性機能学会に聞いてくださいとのことです。


印象的だったのは、ゲストの言葉の数々。


杉本彩「心が乾くと肉体も乾く」


とよた真帆「変わったなって思われるのは重要」


室井「私は(セックスレスでも)いいや―って思っちゃった」


相手ばかり責めないで、お互い話し合って、悩みを解決していきたいものです。


…事態が、深刻化しましたね。


しかし、どうすることも出来ません。