劇場版の公開で、凄いことに… | 横島 夢乃介の観測日誌!!

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12月12日劇場アニメ4本が公開 ライダー、ウルトラマンも登場で大激戦
http://animeanime.jp/news/archives/2009/12/12124.html


~内容~


12月12日に、劇場アニメ4作が同時に公開される。『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』、『ONE PIECE FILM Strong World』、『アフロサムライ:レザレクション』、『人間失格 ディレクターズカット版』である。

2009年に入り、アニメの劇場公開が増えているが、4作の同時公開は現在の劇場アニメを取り巻く状況を表していそうだ。


今週末の劇場では、既に大ヒットが伝えられる『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』、『東のエデン 劇場版I The King of Eden』、『劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』が引き続き上映中、さらに『マイマイ新子と千年の魔法』もある。


首都圏に限って言えば、今週末はロードショー作品だけでも8本の劇場アニメが鑑賞出来る状況となる。さらにお子様向けには、『仮面ライダー×仮面ライダー/W&ディケイドMOVIE大戦2010』と『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』も今週末公開、仮面ライダーとウルトラマンが同週に登場する。子供向け映画も、アニメファン向けの映画も大激戦となる。


『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』は、1974年に登場し現在のアニメファン活動の源流ともなっている作品の26年ぶりの新作劇場版である。長年メディアに注目され続けた作品、そしてさらに実写映画の製作決定と何かと話題が多い。


配給は東宝が手掛けることから、週末公開の劇場アニメでは最も興行規模が大きくなる。大きな話題となることは間違いないだろう。


『ONE PIECE FILM Strong World』はシリーズ第10弾にあたるが、今回はこれまでと違った様相を呈している。原作者尾田栄一郎さんが自ら製作総監督を務め、ファンに楽しめる映画を目指す。


前売り券は30万枚を販売、この数はシリーズ最高であるだけでなく、東映の史上最高記録を更新するものだ。公開前から高い人気となっているだけでなく、原作単行本の発売も絡めた『ONE PIECE』全体の大掛かりなプロモーションもあり、かなりのヒットが期待出来そうだ。


一方、よりターゲットを絞ったのが『アフロサムライ:レザレクション』と『人間失格 ディレクターズカット版』である。いずれも単館上映でコアなファンに向けて、アピールする。渋谷シネマライズで上映する『アフロサムライ:レザレクション』は、アニメファンだけでなく、トレンドに敏感な若者の取り込みも目指すことになるだろう。


『人間失格 ディレクターズカット版』は、現在放映中のテレビアニメ「青い文学」シリーズを劇場映画としたもの。上映はシネ・リーブル池袋である。アニメファンに人気の高いマッドハウスが制作を行うが、原作は文豪太宰治の名作、ターゲットを絞りつつもより広い範囲からの観客を期待することになる。


…だから、映画館が混雑していたのか…。WWW