タイのかわいい女子ボクサー… | 横島 夢乃介の観測日誌!!

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【タイの女子ボクシング(1)】タイで一番綺麗で可愛いく、しかも強いボクサー、ブアリムブン(http://www.222.co.jp/netnews/netnews.php/articles/detail/SN/38838


日本でもJBC(日本ボクシングコミッション)が女子のプロボクサーへのライセンス発行を2007年に認める前後から風神ライカをはじめとする女子ボクサーが活躍し、JBCの承認以降は富樫直美(ワタナベ)や小関桃(青木)がWBC女子のチャンピオンとなるなど、実力・注目度ともアップしつつあります。(実力についてはまだまだとの見方も多いですが)

そしてここ数年、タイでもそれまでのボクシング大会の「刺身のツマ」的にしか行われていなかった女子ボクシングが、大会のメインを張ることも出てきており、WBC女子の暫定ベルトやWBCアジア、PABAといった大手団体の地域ベルトを取ることも多くなりました。


この二つの流れは必然的に軽量級のボクシングの盛んな2国、すなわち日本とタイの女子ボクサーのせめぎ合いに至ろうとしています。現実に5月2日には富樫の持つWBC女子ライトフライ級タイトルにタイ人のO.A.ゴーキェットジムが挑戦(結果は敗退)、さらに富樫に対しては同級暫定王者のノンムアイ・ゴーキェットジムや元名誉王者のサムソン・トー・ブワマーッが挑戦の意向を示しており、小関桃のWBC女子アトム級のベルトにもブアリムブン・ゴーキェットジムやティラポン・パンニミッが、天海ツナミの持つWBAスーパーフライ級のベルトにはWBC女子スーパーフライ級暫定王者ウサナコーン・ゴーキェットジムがWBCの統一戦後のWBA/WBC統一戦の要望を持っています。
 
ここでは、今後日本のボクシングシーンに続々登場することになるであろうタイの注目されている女子ボクサー達を紹介していきたいと思います。


第1回は、タイで今一番メディアへの露出がされている美少女プロボクサー、ブアリムブン・ポー・ウォンパヤナークです。
 
ブアリムブン・ポー・ウォンパヤナーク(Buarimbung Por Wongpayanak 本名:モンルディー・チャンデーン)は1992年生まれの16歳ながら、今年3月2日に前チャンピオンのリリー・ラチャプラチャージムを判定で下してABCO(WBCのアジア地域機関。別称WBCアジア)のアトム級チャンピオンとなった女の子です。

ご覧のようなルックスから、彼女をプロモートしているゴーキェットグループが【タイで一番綺麗で可愛い】をキャッチフレーズとして売り出し、TV出演やCMへの出演もしています。

実際のファイトを見た際も、素直な真っ直ぐなジャブと力強い右のパンチを持ち、なにより可愛い見た目と違い、打たれても下がらずに打ち返して行く闘志ももちあわせています。

自分が直接インタビューを試みた時の話では、ボクシング、といっても最初はムエタイだったのですが、の世界に踏み入れたのは12歳の時。理由は、地元(タイの東北部ノンカーイ県ブンコンルアン郡)で祖父、父親がムエタイジムをやっており、その環境から自然とムエタイに触れて行った、とのこと。その彼女はムエタイの世界でも50戦45勝5敗という成績を残し、ノンカーイ県女子ムエタイ100ポンド級チャンピオンにもなっています。
 
タイで国際式ボクシング(日本で普通に言うボクシング)を始めるケースはムエタイをやっていてパンチ力に目をつけられて転向するケース(WBAフライ級チャンピオンのデンカオセーン・クラティンデンジムがそうです。)とはなから競技としてのボクシングに入るケース(後に述べるウサナコーン・ゴーキェットジムがその例)があり、前者の比重が圧倒的に多いのですが、ブアリムブンも前者のケースに当てはまります。
 
その彼女は国際式ボクシングに転向後も現在まで12戦全勝(7KO)という成績を残しており、その11戦目でチャンピオンベルトを仕留めたわけです。彼女の持つベルトのABCO(Asia Boxing Council)という組織には日本は加盟していないため(日本は別のWBCの下部組織OPBF、Oriental and Pacific Boxing Federationに加盟)、現在のベルトの防衛を続ける限りでは日本人選手との遭遇はありませんが、ブアリムブン自身も「次は小関桃の持つ(WBC女子アトム級の)ベルトを狙いたい」と話すように、ブアリムブンの日本進出も間近に迫ってきています。
 
プロモーターであるゴーキェットグループは現在、女子ボクシングにも力を入れて約10人の女子ボクサーを有し、WBC暫定王者2人、ABCO王者1人、PABA(WBAのアジア下部組織)王者1人を抱える大所帯。先般、オーナーのゴーキェット・パニッチャヤロム氏が日本を訪問した際に日本のワタナベジムや協栄ジムと女子プロボクシング選手のより活発な交換(対戦のアレンジ)を話し合ったとされ、報道では今年8月31日のブアリムブンの17歳の誕生日に小関桃とのタイトルマッチをアレンジしたいとしています。(日本の青木ジム側は早くて年末との意向)
 
今月30日には彼女の生まれ故郷での凱旋防衛戦を行う予定のブアリムブン。早く世界戦の舞台でみてみたいと思います。できれば日本のリングで。


…確かに、かわいいです。WWW