人が言葉の毒を吐く時の口元アップや、毒が染みわたっていくようなイメージ描写が、毒々しく醜いものとして印象に残ります。
三郎がよく利用する喫茶店のマスター(本田博太郎さん)がいい味出してきます
今多コンツェルン会長(平幹二朗さん)の娘 菜穂子(国仲涼子さん)の婿であり記者 杉村三郎(小泉孝太郎さん)が主人公。
前半のストーリーは
会長の運転手 梶田信夫(平田満さん)がひき逃げ事故で死亡し、信夫の娘二人
長女 梶田聡美(深田恭子さん)
次女 梶田梨子(南沢奈央さん)
はひき逃げの犯人を探し出すきっかけとして信夫の自伝を出版したい、そのための調査に協力してほしい、と三郎にお願いしてきます。
聡美はあれはひき逃げ事故ではなく故意の殺人ではないか、という疑念を主張。
儚げでおっとりしているように見えて実は芯が強い女性像が、深田恭子さんの雰囲気にとても合っていました。
三郎が調べていくうちに、思わぬ過去が明らかになっていき・・・
後半のストーリーは
三郎の勤める今多コンツェルン広報室アルバイトでトラブルばかり起こす原田いずみ(江口のりこさん)が解雇されたことから、始まります。
いずみから訴訟を起こすという手紙が会社へ届き、三郎がいずみの対応担当に。
三郎がいずみの過去を調べれば調べるほど彼女がこれまでずっとトラブルメーカーだったことが判明、その狂気が浮き彫りになっていきます・・・
江口のりこさんの狂気の演技の凄み
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