かわいそうすぎて心から同情してしまう映画『ミスト』。
読者の秋に
スティーブン・キングさん原作映画『ミスト』レビューです。
ホラーです、ご注意を。
監督は
映画『ショーシャンクの空に』
『グリーンマイル』
のフランク・ダラボン監督です。
PCソフトフォトショップなどは使わず手描きの画家アーティストの主人公・デビッド(トーマス・ジェーンさん)。
家族は妻と息子ビリーです。
ある日、ものすごい嵐がきて窓ガラスが割れ、家はボロボロ、せっかく描いた絵もボロボロに。
デビットとビリーは、近所に住む男ノートンと共にスーパーマーケットに買い出しに行きます。
スーパーマーケットは買い出しに来た人々で混んでいます。
突然防災サイレンがなります。
霧の中の「何か」に知人が襲われさらわれた、と言いながらスーパーマーケット内に走って逃げてきた男。
慌てて店の窓、シャッターをすべて閉め外を見ると、霧がやって来てみるみる覆ってしまいます。
デビットには霧の中から妙な音が聞こえたような気がしました。
外へ出ようとしてノートンまで襲われさらわれてしまいます。
外に出たら危ない、
しかしこのままではスーパーマーケットから出られない、
親子は生き延びて家に帰ることができるでしょうか・・・
霧の中に「何か」がいたとはどういうことなのか
霧の正体とは
やがて「何か」が襲いかかってきます。
デビット家族の支え合う姿や、
スーパーマーケットに居合わせた人々の小さなコミュニティの中、教祖のように皆を煽動する自称・神の預言者という女など色々な人間がいて、お互い意見を出し反発し合ったり協力し合ったりする群衆心理がよく描かれています。
霧の中にいる「何か」がこわいのか、
それとも、追いつめられた人間たちがこわいのか、
両方こわいホラーです。
ラストまで観ていただきたい映画です。
ただホラーなだけでなく、考えさせられます。
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次回は映画『グリーンマイル』レビュー予定です。
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