映画『マスカレード・ホテル』の続編『マスカレード・ナイト』AmazonPrimeで鑑賞レビューです。
ミステリーです、ご注意を。
原作は東野圭吾さんのマスカレードシリーズ、ベストセラーミステリー小説です。
個人的には原作読んでからの映画鑑賞となります。
感想としては実写化、素晴らしく良かったですよ
豪華絢爛なホテル建物の外装、内装、整えられ磨き上げられていて美しいですシンメトリー
音楽もホテル内で流れているような美しいクラシック音楽、こだわりが感じられます。
本当にホテルでもてなされているかのような錯覚をおぼえるほど
ということで、2作品レビューです。
新田をフロントらしく教育するのは本物の優秀なフロント・山岸尚美(長澤まさみさん)。
山岸は言葉や所作が完璧で、同じことを新田にも求めてきます。
長澤まさみさん、きびきびしていて所作や言葉遣いが美しいです
特に日本語の使い方にキビシイ山岸に注意される新田は口答え、寸劇のようです
あくまでも(・(ェ)・)なんていつもつたない日本語でめちゃくちゃ怒られそうですごめんなさい
ちょっと無愛想でブコツな、でもやる時はやるかっこいい刑事役、さすが木村拓哉さんお上手です
客のことを鋭く疑いまくる刑事と、客のことを第一に考え大事にするホテルマン。
スタンスの違いから衝突しながらの協力です。
刑事・能勢(小日向文世さん)たちと作戦練りつつ、ホテルマンたちと共にフロント業務も頑張る新田。
扮装しているうちに次第に新田が刑事なのかホテルマンなのかわからないみたいになっていく感じだとか、
人はみな何らかの仮面をかぶって生きているだとか、
心理学的でとても興味深かったです
来る客来る客、あやしい客だらけ
犯人は客なのか
それともホテルマンの誰かや刑事その他が犯人
色々考えますが、犯人と真相にはあっと驚きます・・・
映画
『マスカレード・ホテル』
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◎『マスカレード・ナイト』
密告者より、という密告状が警察に届きます。
内容は女性の死体があるかもしれない、
そしてその犯人がホテル・コルテシア東京のマスカレード・ナイトに現れるとの通報。
実際に、都内マンションで職業トリマーの女性が風呂場でロリータファッションを身に着け感電死しており、さっそく殺人事件発生
しかも女性は妊娠中でした。
犯人逮捕のため、新田たち刑事が再びホテル・コルテシア東京に戻ってきてホテルマンに扮装して働くことになります。
さっそく山岸に注意され口答えする新田、これお決まりです
新田は久しぶりのフロント業務でまた一からみたいになってます
しまいにはアナタはもう何もしないで、とか言われてます
大晦日、マスカレード・ナイトすなわち年越しカウントダウン仮装マスカレードパーティーが予定されています。
ホテルの客は申込みすれば参加できるマスカレード・ナイト。
いかにも妖しげで何か起こりそうです
やって来る招待客、あやしい客だらけです
この中に犯人あるいは密告者が紛れているのか
新田や能勢、裏から指示を出す稲垣(渡部篤郎さん)、刑事たちは推理しながら客を見極めていきます。
シリアスですが、犯人候補の中には出てきた段階で思わずクスッとしてしまう面白いキャスティング客もいますよ。
いきなり田中みな実さんのわがままクレームです。
なんだか
スマートに対応する山岸、グッジョブです
キャディバッグ大荷物で挙動不審、大きな目が泳いでいる博多華丸さん。
こちらもなんだか
ついに大晦日。
客たち、刑事たち、犯人も、密告者も、みんなおもいおもいにきらびやかな仮装したパーティーの始まりです
小日向文世さんの仮装がぴったりすぎてステキです
そして密告者からのさらなる密告状が届きます・・・
今回は関わっていくうちに山岸にメラメラと正義感が
ホテルマンが刑事のようになっていく心理が描かれています。
前半と後半、妄想イメージ映像のような、木村拓哉さんと長澤まさみさんが妖艶に社交ダンスしたり、ダンスのエスコートしたり、とってもオトナでお似合いでなんだかいい雰囲気でした
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