映画『蜜蜂と遠雷』レビューです。
恩田陸さん原作小説『蜜蜂と遠雷』の映画化。
小説の中の表現だった音が、映画では本物の音そしてイメージ映像として表現されます。
審査員のひとり・嵯峨三枝子(斉藤由貴さん)がきりりとかっこいい国際ピアノコンクール。
候補者は四人。
果たして栄冠は誰の手に・・・
候補者一人目。
幼い頃から天才少女でしたがある出来事のショックでピアノが弾けなくなった栄伝亜夜(松岡茉優さん)。
かろうじて音楽大学に入学させてもらい在学中。
復活し楽しいと思えなくなったピアノを再び弾けるようになるかが鍵です。
候補者二人目。
音楽大学卒業し、妻子あり仕事しながらもピアノを弾くのが楽しくてしかたないアラサー男性・高島明石(松坂桃李さん)。
栄伝亜夜の才能に憧れており、家での練習を欠かしません。
候補者三人目。
マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィンさん)。
貴族の血筋で貴公子・王子といった佇まいの優勝候補者。
候補者四人目。
なんらピアノの学もなく受賞歴もなく、突如見出され彗星のように音楽界に現れた少年・風間塵(鈴鹿央士さん)。
英才教育の栄伝亜夜やマサル・カルロス・レヴィ・アナトールとはまた違う、生まれながらの野生の才能といった感じです。
広瀬すずさんにスカウトされ芸能界オーディションで本作が俳優デビューの鈴鹿央士さん、ピアノシーン頑張っておられます。
さらには現在ドラマ『18/40』ではダンスレッスン受けてダンサー目指す青年役に挑戦されていますね。
キャラクターによってピアノの弾き方に特徴があり、それを捉えたような俳優さんたちの演技
特に松岡茉優さん、ゾクッとするようなピアノ演奏シーンでしたね
コミカルなノリの『のだめカンタービレ』と比べると、かなりストイックな音楽映画でした。
ピアノ楽曲が流れる時のイメージ映像、
効果音のピアノ、
みなさんの演奏、
ブラボー素晴らしかったです
映画
『蜜蜂と遠雷』
↓
小説
恩田陸さん
『蜜蜂と遠雷』
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コミック版『蜜蜂と遠雷』主人公が松岡茉優さんそのもの。
コミック
『蜜蜂と遠雷』
↓
次回、松岡茉優さん出演『騙し絵の牙』レビュー予定です。
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