デッドプールとウルヴァリン:ブロマンスとライバル関係の絶妙なバランス



マーベル・コミックスが誇る人気キャラクター、デッドプールとウルヴァリン。一見すると正反対の2人だが、実は深い絆で結ばれている。彼らの関係性について掘り下げてみよう。



## ウェポンXプログラムという共通点



デッドプールことウェイド・ウィルソンとウルヴァリンことローガン。2人に共通しているのは、かつて軍の秘密兵器開発プロジェクト「ウェポンX」の被験者だったという過去だ。この因縁が、のちの複雑な関係性の原点となる。

## 友情とライバル心が交錯する絆

性格は対照的な2人だが、ウェポンXでの苦い経験を分かち合う仲間であり、時にはチームを組んで戦うこともある。一方で、お調子者のデップーはウルヴァリンをよくからかい、真面目なウルヴァリンはデップーにしばしばいらだつ。友情とライバル心が交錯する、ユニークな関係性だ。

## 映画でも描かれた"兄弟"のような絆

2人の出会いは、映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で描かれた。最強の剣士デッドプールとしてライアン・レイノルズが初登場し、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンと激突する。以来、互いをライバル視しつつも、"兄弟"のような絆で結ばれた2人。マーベル最新作『デッドプール&ウルヴァリン』では、15年ぶりの共演を果たす。

## 「作品の核は友情」ライアン&ヒューが明かす

『デッドプール&ウルヴァリン』の記者会見で、ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンは「本作の核心は2人の友情だ」と語った。ぶつかり合いながらも信頼し合う、デップーとウルヴァリンのブロマンスは本作の見どころになりそうだ。

破天荒だが仲間思いのデッドプール、一匹狼だが仲間を大切にするウルヴァリン。真逆に見える2人が織りなす、アツくも笑えるバディものに期待したい。