我が家の一番古いPCは15年程前に製造されたDell Optiplex960SFF
10年前に電源が劣化して一旦は動作しなくなったもの。
当時の電源を分解して修理したときの記録は以下。
修理してからはこれまで機嫌よく動作していました。
CPUがCore2Duo E8400と最近のCPUから見たら動作はかなり遅いのですが、ネットサーフィンと計測器の制御に使用している分にはこれでも十分でした。
OSはWindows7からWindows10にバージョンアップしていたのですが、
Windows10のサポート期間が2025年10月14日までで残り2年弱となりましたので、
今回Windows11にバージョンアップすることにしました。
ただ、Windows11はシステム要件が厳しくて古いPCは対象外なので、すこし細工をしてバージョンアップします。
以下は今回の作業の備忘メモです。
Windows10からWindows11へのバージョンアップの手順
Windows 11 をダウンロードする。
今すぐダウンロードをクリックして MediaCreationTool_Win11_23H2.exe をダウンロード。
16GB以上のUSBメモリをPCに挿し、
ダウンロードフォルダに保存された上記ファイルをダブルクリックしてインストールメディアを作成。
sourceフォルダの中にある appraiserres.dll をメモ帳等のテキストエディタで開き、中身を全て消して同一ファイル名で保存。
エディタによってはファイルの中身を全て消すと保存できなくなるので、その場合には半角スペースを1つ残して保存。
これで、Windows11をインストール可能な要件を緩和するインストールメディアが完成。
インストールしたいPCにUSBメモリを挿入して setup.exe をダブルクリックして実行。
私の場合は個人ファイルとアプリを残すようにしました。
クリーンインストールではないので問題が起きないか心配しましたが、トラブルなくすんなりとインストール作業は完了しました。
これでこのPCを暫く延命できそうです。
我が家には、TPM2.0に対応していないPCがあと4台あります。
最低スペックのOptiplex960でアップグレードできたので、暫く様子を見て問題が無いようであれば、他のPCもOSをWindows11に変更していきましょう。