つい先日小学校の離任式があった。


何名か移動されるが、支援の先生方の移動は無かった。


4月から支援級数が増える事が無ければ、今と同じ体制の支援級となる。



因みに現在の支援級の先生と支援員さんは全員女性だ。




新入生はどんなお子様達が入学してくるのだろうか。


もしかしたら就学判定に従わず、親の意向で地域の学校に就学する子もいるかもしれない。



その場合やはり『トイレは完全に自立』していないと(周囲が)困るだろう。


先に書いたように、子の学校の支援級教職員は全員女性なので、もし男児でお漏らししてしまう子やオムツ着用の子がいたら、お漏らしの際の着替えやオムツ交換の為に手の空いている『男性教職員』を呼ばねばならない。


支援員はどこの学校でも大体女性の方なので、女児の場合はその心配は無いと言えるが『貴重な人員』を割かれる事には変わりない。




ここで別の事を考え始めた。


もし『こだわり』や『感覚過敏』の為にパンツの着用が出来ずオムツに排尿する子はどうなのだろうか?と。


自分でオムツ替えが出来る子の場合だ。

(以前どこかで見かけた)



排尿後に自分でトイレでオムツを替えれば良いのか?


『トイレ』に恐怖心があり入れない為オムツの場合は別途オムツ替えスペースを設ければ良いのか?これは合理的配慮の範疇なのか?


そもそも『排尿』の際の匂いが周囲に不快感を与えるかもしれないのか?



知っている子で感覚過敏で靴を履けない子がいる。

サンダルで登校し、校内ではスリッパを履いている。

『安全』の観点から言うと好ましく無いが、お漏らしオムツ替え尿臭と違い『周囲』に影響がない。



『周囲への影響』がひとつの指標なのだろうか?




ここでまた別の事を考える。

もし現在の支援体制では難しい子が入ったとする。

その場合に先生方はどのように親御さんに現状を伝えるのか?だ。

そもそも『強い気持ち』を持って就学判定を蹴った親御さんであるので、細心の注意を払って伝えるだろう。
『差別だ!』『訴訟!』とならない為にも。


ギリギリのラインで『支援員が付きっきりです』と伝えるのが精一杯かもしれない。


私は『支援員が付きっきり(なので支援級でやっていくのは難しい)です』
要するに転学を勧められている、と解釈する。

しかし『支援校への転学を勧めます』との文言を言われていない=『転学を勧められていない』との解釈をする人もいる。


ハッキリと言うと『差別!』となりかねないから先生方はハッキリ言えないが、ハッキリ言わないと伝わらない。

そういう親御さんもいる。



無理矢理締めると

『先生方と支援員さんは大変だ』

私では絶対務まらない職業だ。


本当に尊敬している。



どうでも良いかもしれないが、務めると勤めるで迷った。
役割を果たすとの意味を考えて『務める』にした。