ラグビーはグラウンドの中30人の選手を
わずか3名の審判がコントロールします。
時々、審判の見えないところで相手選手に対して
姑息なことをする輩が、散見されます。
残念ながらプロレベルでもあります…

審判の見えないところで相手をわざと傷つける選手は、
非人道な、最もレベルの低い選手です。
まあ、何かの『はずみ』で一度や二度は仕方ないにしても
試合ごとにやる選手は、プレイが上手くても
一流にはなれないでしょう…100%。

姑息なプレイの技術を教えるコーチも存在するようです。
見た目の結果や栄誉ばかり追っかけているのでしょうね…
もったいないことです。
身体のコンタクトがルール内で許されるスポーツですから
選手ひとり一人の倫理観が問われます。

我が国が誇れる『武士道』は、もともと鎌倉武士の
戦いの掟で、戦場の現場でのフェアプレイ精神を
説いたものであると言われております。
「戦に、ルールも何も関係ない!考えが甘いわ!」と
言われるかもしれません。それでも武士道には、恥と名誉という
心の持ち方も示されております。卑怯なことをすること自体
恥であるということが、我が国ではすり込まれているのです。

長年お世話になっているあるドクターに
「勝って堂々。負けても堂々。そのことを
ラグビーで教えろ!」と訓示され、自身の心に刻んでおります。

青鬼


2013年5月12日、天に旅立った、近鉄ライナーズ中井太喜選手
24年間中井選手が刻んだ歴史をいつまでも…