ある方からのメール。

 

『以前97回で取り上げていただいた 40歳で左乳房全摘、15年目の55歳で右乳房全摘で、再建手術を迷っていた者です。

 

このたび、5日後に乳房再建手術のティッシユ・エキスパンダー挿入手術を受けることになりました。ほんとに何の知識も無くただただ再建したいとシリコンインプラント術を希望した私でしたが、同時再建出来なかったことが幸いし、考える時間が持て 穿通枝皮弁法(お腹の脂肪に血管をつけて胸に移植する方法)を選択しました。

 

やはり15年後のインプラント入れ替え手術をしなくてはならないことは大きなネックです。

 

穿通枝皮弁法は入院期間も長いし、お腹に傷も残る。でも挑戦してみようと思います。

 

主人の母、実家の両親はまもなく90歳代になりますが今は介護の必要はなく、職場の問題はありますが 私の挑戦も今がぎりぎりタイムリミットと考えます。

 

40歳で最初の癌手術の時は子育て真っ最中 抗がん剤、リュープリン注射、服薬、そして心療内科の先生にもお世話になりました。

 

今回は服薬のみで前回とは違い、乳房再建という選択を出来る状況にあることに感謝したいと思います。もちろん不安もありますけどね。 』

 

ありがとうございます。私たちは生活があります。

 

がんになったことだけではなく、仕事も育児も介護もあって、その中で選択肢がひとつひとついろいろあり、人生の中で優先順位をつけねばならない。悩まれたのだとお察しします。

 

自分がどうしたいのか、が一番大事だと思います。