今、現役世代の患者の立場としては、最初のヤマである40代、

20代から30代の命を守りたい。病だけではない仕事・家庭・子育ての困難も一緒にやってくるこの世代の

無駄な生きづらさは解消すべきなのです。

 

国の指針は変わらないけれど、誰にでもなる可能性がある以上、メリットとデメリットを知ってもらい

自分にあった検診を受け、リスクを下げるためにも早く見つけてほしいと思うのです。

 

そして、そのがんについて知ることで、自分が患者とならなくても家族や周りの人にかける言葉も変わる。

そのすべてが好転し、病と向き合うことになったみなさんを温かく包むピンクリボン活動であってほしいと思うのです。

 

残念ながら、女性の正規雇用→非正規雇用→仕事なしで家事を担うもの、で検診受診率は下がっていきます。

 

これも命の選別につながりかねない。誰もが受けようと思うときに受けやすい環境つくりも絶対必要なのです。

 

検診後の受けられる医療の地域格差や情報格差も課題ですし、乳がんひとつとっても課題は山積なのです。

 

自分でどう調べて、どう考えて、どう動くかにつきる、が現在地。

 

そのためにも「がん教育」は大事です。