卵巣がんにり患したユキさんのお話

 

『病室や診察室などではなく、ナースステーションで告知を受けました。入った瞬間にがんの本が置いてあって、そっちか、と思いました。この後、さらに子宮と右の卵巣をとって、抗がん剤も、と言われました。』

 

抗がん剤をやっても子宮と卵巣をとらねばならないのか?と聞いたら進行してるからとらないと命が危ないと言われた。

 

とっさにティッシュをくれたのは看護師さん。

 

ユキさんに突然、突き付けられた、子供が産めなくなるという現実。周りにいた薬剤師さんも看護師さんもみんな涙していたそうだ。

 

その日から1週間後からまず、抗がん剤を3クール。そして卵巣と子宮を摘出して、1か月の入院。退院後、3か月間でもう一度、抗がん剤。追加でアバスチン(分子標的薬・ベバシズマブ)を1年受けて、経過観察となった。

 

その後、まさかの再発が判明する。