【がん防災マニュアル】の中では、職場の理解で続けている方や辞めてから転職された方など様々な事例がのっている。

 

https://www.gh-ouendan.com/ganbousai

 

『仕事辞めたからって世の中の終わりじゃない のも含めておきたかったから』という野北さんの思いだ。がんの人への無理解。これはがんになったこと以上に患者さんを苦しめる。

 

野北さん:『治療に専念したほうがいいのでは、と善意なのかもしれませんが退職を促されたと感じられたという話も聞きます。

周りの皆さんから偏見をもって接せられたら、やっぱりなかなかカミングアウトもすごく難しいなって。』

 

【自分だけはがんにならない自信がある】

 

さらに、自分だけはそうならない、思っている人は多いと思う。自分自身もそうだ。働き盛りでがんと診断される方は増加傾向。でもなかなか自分事にはならない。

 

”がん防災マニュアル”は企業で働く現役世代に向けて、検診の大切さだけではなく、がんの正しい知識、治療の選択、医療費支援制度、仕事との両立までをカバーした内容だ。地震の前に”避難マニュアル”を見るように、がんになる前に読んで欲しいという思いが込められている。少しでも備えられていたら、仕事もお金も生き方も、もっと選択肢が増えるのではないかと思う。

 

会社の人事担当や同僚にがんを患う方がいる方、ご家族、すべての方に・・・気づきがある。