『おっぱい2つとってみた やっと見ることが出来ました。

 

乳ガン検診で石灰化がみつかり、精密検査を受け始めることになると、新型コロナウィルスで生活が変わり始めました、外出自粛の中、スマホで情報を探してる中で阿久津さんのブログと番組を知りました。そしてコロナ禍で検査に向かい、生検を受けて、両側とも乳癌と診断を受けました。

 

初期のステージ0と1、それでも全摘をしなければならない事になります。まずは片方だけ早期の癌と診断され、そしてもう片方と診断を受け、不安な日々が長く長く続いてしまいました。

 

乳房再建をしたいと考えていので、片方だけなら一次自家組織をと。両側になると難しくなってしまいました。

 

なかなか両側の情報が見つからなく、再建の情報もあまり無く、患者会とかもあるようですが、コロナ禍になり中止になっていたり、悩みは大きくなってきました。時間は過ぎていくので、とにかく癌の治療を優先させようと思います。無料配信になったので見させていただきました。それぞれ罹患した方は悩みながら、戸惑いながら前に進んでいました。笑顔になるまで、沢山涙したことだと思います。

 

乳がんは本当に色々なタイプがあり、治療法もあり、再建方法もあります。私はこれから手術になります。再建もやはりしたいと思います。前のようにはならなくても、くじけそうになるだろうけれど、自分らしく生きて行けるように頑張ろうと思います。

 

阿久津さんのように仲間が居る事はうらやましいです。これからもブログでチェックします。お体大事に頑張って下さい。無料配信にしていただけて、全国で見れるので良かったです。ありがとうございました。 』

 

 

 

 

『37歳のとき、左の乳房にしこりをみつけました。医師からは、「若い人に多い乳腺線維腺腫(良性腫瘍)だね。特に治療もないし、そのままにしておいていいよ」と、視触診だけで診断を受けました。

 

ただ、「あんまり大きくなったら切らなきゃいけないよ」とだけ言われ、今後の検査は何も勧められることはありませんでした。 4年8か月後、3倍ほどに大きくなった良性腫瘍を切除してもらうために同じ病院に行きました。が、病理の結果は悪性・・・乳がんでした。

 

 あれから13年が過ぎました。運よく私は生きています。 “誤診”という言葉を使うのは好きではないので自分からは言わないようにしています。でも、“見落とされた”とは思っています。

 

医師も人間。間違いはあるのかもしれません。でもそれは、命にかかわること。医師として、あってはならない。せめて、定期的な検査を勧めるなどのフォローはほしかった。

 

結婚、出産もしていなかった私は、子どもも産めなくなってしまいました。“見落とし”は、たまに耳にします。せっかく自分でしこりをみつけていても、これじゃあ、意味がない。初期の乳がんを見つけるのは難しいのもわかってはいますが、救えるはずの命が短くなってしまうことがあるのは哀しすぎます。』