いろんな方からいろんな声が届いています。

 

『手術が終わり、それからの半月はもう腕の痛みと術部の痛みとの闘いで、息子に介助してもらいながらの生活でした。

 

スマホも持てない。トイレも大変(汗)。買い物は友達に付き添ってもらって。でも、一日一日やれる事が増えてきて、

運転出来る様になったら欲が出てきて(笑)運転出来るなら復帰しよう!と1ヶ月経たないうちに職場復帰しましたけど、制服が着れない(少し擦れるだけで痛んだので)・腕は伸びない・息が切れる・ドアが開けれない!問題は山積みでした。

 

職場でもこまめに面談して下さるんですけど、周囲に理解を求めようと思ってる事が自分の中でネックになってる事がわかって、今その問題をどう解決していこうか?と考えてる最中です。

 

術後一ヶ月目からホルモン治療中。体調の変化も出てきましたが、抗ガン剤治療中の方や放射線治療をされてる方の事を思うと弱音は吐けないと思う今日この頃です。患者会でも両側乳がんの方にお会い出来なくて、両側ならではの苦労を聞く事ができませんでした。両側の手術を控えておられる方にお会い出来たら、術後の生活のお話が出来るといいな、と思っています。

全国の乳癌患者の皆さんへ。

 

乳がんは女性ならではの病気なので理解してもらえなかったり、理解してもらう事に疲れてしまって一人で抱えてしまう方もいらっしゃると思います。不安や悩みを一人で抱えないで下さい。時々は誰かに話して泣いて下さい!

 

検診を迷われてる方へ。歳の節目でもいいです。年1回でもいいんです。検診受けて下さい!後悔しない様に自分の体と向き合う時間を作って下さいね。』

 

 

 

 

 『私も今週、両胸全摘の宣告をされました。手術は早くても7月で、あと1か月以上この不安な状態が続くかと思うと、不安で不安でたまりません。

 

阿久津さんのドキュメンタリーも、観るのが怖くて迷いましたが、でもやっぱりこの先何があるのか知りたいと思い、震えながら見始めました。

 

 

 

 

終わりの方で、阿久津さんが笑ってご主人と鍋をつついている頃には、私の肩の力も抜けていました。

 

でも、やっぱり今、めっちゃ怖いです。私は全摘告知翌日に、自家再建を形成の医師に勧められ、その時はとても魅力的に感じ手術に合意しました。でも、後でその手術を経験した人のブログを読み、術後丸2日、立つことはおろか、座ることも寝返りを打つこともできず、入院期間は2週間以上で考えていた以上に辛かったという話しを読み、私にはとても耐えられない、とインプラントの再建に変えようと思いました。

 

3日後、医師に辞めたいと言うと、「意見がころころ変わるなら、よく考えた方がいいから手術は延期」と言われてしまいました。がん専門病院ですが、阿久津さんの主治医の先生とはだいぶ違うなと感じました。

 

でも、もう他の病院に行き、一から検査をやり直す気力もなく、このままそこで治療を続けるつもりです。私もガンになっても、自分らしく生きたいです。』