見落とされた乳がん

 

『実は、1回目も2回目も、がん(しこり)は自分で見つけました。そして、すぐに病院に行き、検査しました。乳癌は、触って見つけることもできるのです。健診も大事、信頼できる医者にかかるのも大事ですが、自分の体を一番わかってあげられるのは自分。自分の感じた「違和感」も大事にしてほしいと思います。それから、保険の見直しも大事です。昔入った保険は、初期のがんが適応外になる場合があり、1回目の時には、私も、給付金が出るかどうか...という感じでした(結局、手術の結果レベルが上がり出ましたが)。最近は、がんも早期に治療ができるようになってきたので、それに合わせた内容に見直すことも大事だと思いました。診断を受けた時の悲しみ、治療をする上での困り感を、広く世の中の人にも知ってもらいたいと願っています。』

 

『私は隔年の乳がん検診(エコー)で、昨年はじめてひっかかりました。麻酔なしで針を刺す細胞診で「悪性でない」という結果でしたが、本当に1回の細胞診だけで大丈夫なのか(医師を信頼していないとかではなく、細胞診というもの自体の精度が悪性の可能性も何%かはあったりするのかも・・と、ネットで色々調べれば調べるほど不安になり・・。何でも自分である程度の情報を調べられることの良さと悪さも考えさせられました。)そして、もしがんの場合は命に関わるので、できれば複数の医師の見立てを知りたい、と心配性の自分は考えましたが、検査結果を他院に持って行くことは許可されず、また悪性でなかったにもかかわらず不安からそう考える私のことを責められた感じもあり、私は一体何をやっているんだろう。結果を素直に受け取れば良かったのか・・といろいろ調べようとした自分の行為を後悔し、もう、病気について調べまくることはやめようと思い、がんのことを考えることからあえて離れていたところでした。そんななかで、今回のドキュメンタリーに出会い、治療の主体は自分だよなというところ、あらためて感じましたし、少し勇気が戻ってきました。コロナで、ガンの治療も、検診を受けるにも大変な状況ですが、今後も乳がんに関する情報発信をぜひお願いします。 』 

 

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