先ほど、旭川医大での講演終わり戻ってきました。お越しのみなさまありがとうございました。


さて、乳がん手術を終えたその朝・・・・どんどんどんどん管が抜けてきて・・・

 

いきなりテーブルの上におかゆがおかれました。大根の煮つけ、と。

 

食べた瞬間【ああ、生きてる】と思いました。

 

 

  合宿生活は"食べる"生活

 

食べないと負ける。

手術が終わった夜、慣れない麻酔から覚めたりさめなかったり気持ち悪かったり・・・。
体中の管も抜けておらず、もんもん。


しかし、一番最後の手術は復活までが早く、助かったことを思い出します。

 

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ごはんは給食みたいでした。ナースステーションのところからお膳をとって、食べたらお膳を戻す。

 

食後はお箸をあらって・・・。あとは、コーヒータイム。
みんなで集会場でしゃべってました。
 

朝ごはんあとでしゃべりすぎてると、回診に遅れ、、、呼び出されます。
なんども院内を捜索される不良患者・・・でした。

食べないとホントに元気出ません。
 

胸の痛みがあったのでロキソニンなどを飲んでいたのですが、そお痛み止めも何か食べないと胃に響いて・・・飲めない。

 

でもそんなに毎回、メニューが好きなわけではない・・・・
で大活躍は梅干しさんでした。少し甘めの南高梅。
 

それと果物。メニューに果物があるとうれしかった(笑)。

お見舞いに来て下さった方にも果物をリクエスト!
 

こういうときにカットフルーツは元気の源になりました。Sさんありがとう!

 

さて、前回ドレーンという廃液の管のお話をしましたが一日一回、量が測られます。一定の量(病院によって違う)よりも少なくなったら退院です。


でも量が少なくても真っ赤だったり、量が多くて、透明だったり・・・。
 

これもひとそれぞれです。これは比べてはいけません。
キズの向きも人それぞれ。

 

退院前にキズの抜糸できるところまで行く人もいれば通院で抜く人も。

 

傷口が化膿したり、硬くなったり、筋張ったり・・・・。これもひとそれぞれです。

腕の上がり方も違います。


とにかく日常生活に戻すためのリハビリが超大事です。

 

★患者への理解は乳がんへの理解から!

9月30日は札幌創世スクエアへ! オンラインもありますので・・ぜひ。12時半からです★