昨日かーちゃんが泣いていた。
ちょうどお散歩に出かけようとしてTVのリモコンを手にしたかーちゃんの動きが止まった。
TBS 夕方の番組。
とある市町村に定期的に謎のトラックが現れる。
トラックの荷台は無機質なシルバーでところどころ空気穴のようなものが開けられている。
すると何処ともなく猫や犬を連れた人々が集まってきてトラックに犬猫を預け、ほんの数分で立ち去っていく。
トラックは行政に委託された業者のもので人々から預けられた犬猫は動物愛護センターに搬送される。そこの施設では通常2日から3日で犬は処分されるが、犬用のおりは6つでおりが一杯になると随時処分される。(ガスで窒息死させる時間は死ぬまで20分。真っ暗なシルバーの箱の中で犬は悶絶死する。)
何処からともなく現れた人々は愛犬愛猫、捕まえた野良猫を処分してださい。と持ってきた人々。猫をつれてきた年配の男性は笑いながら“メスだから子供ばっかり産んでしょうがねーんだよ”という。12年間柴犬を飼ってたおばあちゃんはセンターの人の説得に“しょうがないんだよ家中のみだらけになるし、ご近所に迷惑をかけてるし、住まいも犬禁止のところだから、しょーがないんだよ。” 業者の人にリードをひっぱられトラックに乗るのを必死で嫌がってる愛犬の姿に“はやく のらなきゃだめでしょ!”と言う。12年間子犬のころから一緒に生活した愛犬にかけた最後の言葉だ。
そこの市町村では捨てる人は減ってないが、処分犬猫の里親を見つける譲渡会に力を入れ始め少しずつ成果がでているということだ。
一人一人が、今目の前にある命を大切にすればいいだけの事なんですけどね。。。と三雲キャスターの声で締めくくられた。
かーちゃんは泣いていた。。。。泣いていたというより怒っているようだった。。。。
あたいは、お散歩気分でヘラヘラしていたけどかーちゃんの様子が変なのでかーちゃんのひざにそっと頭を乗せたんだ。
かーちゃんはあたいの背中に顔をつけて泣いていた。
かーちゃんあたいはいつもかーちゃんの側にいるからね。
あとで、背中に付いた鼻水ふいておくれ。。。
その夜かーちゃんはボランティア団体CAT NAPさんの保護犬で現在里親募集中のミニチュアダックスフンドの文太君の預かり日記 の中に絵本が紹介されてるのを見て胸をつまらせていた。
あたいじゃうまく説明できない。でもあたいはかーちゃんもとーちゃんも大好きだ!かーちゃんに怒られても、とーちゃんにい羽交い絞めにされてもあたいは2人のそばに居たいんだ。。
だから、忘れないであたいが居る事を。。。
そう思ってるのはあたいだけじゃないよ。。。あなたの側の みんなそうだよ。。。
あたいは、もう2度と悲しい思いはしたくないんだ。。。
悲しい現実。アーク・エンジェルズ この状況を一人でも多くの人に知ってもらいたい。