「野川のカルガモ」さん主催の「震災遺蹟ロゲイニング」5時間にあわびと参加しました。

関東大震災100年を記念して企画されたこの大会では、両国を起点に、墨田区、台東区、文京区、千代田区、中央区の5区をまたがるエリアを巡ります。

 

横網公園の、震災遭難児童弔魂像。

太平洋戦争の時にはいったん鋳つぶして軍需供出されてしまったのですが、戦後オリジナルに基づいて再び制作されたそうです。

 

上野の大仏。

震災で仏頭が落ちて、お体は戦時中に軍需供出されてしまったため、今は仏頭だけが元の

場所でおまつりされているそうです。

仏像や鎮魂のための像まで供出させてしまう戦争の狂気、今さらながらおそろしい。

 

上野公園、フライングお花見ちう。

 

吉原弁天の、大震火災殃死者追悼紀念碑。

大震災の大火から逃れた吉原遊廓の女性たちが、吉原弁天の横の大きな池で490人も溺死

した悲劇に基づいて造られたそうです。

 

プチグルメポイントでは、おやつを食べている間はタイムに加算されません。

 

てことで、ハニー焼きで補給。

きなこが優しい甘さで一番おいしかった。

 

一面の焼け野原で1本焼け残り、人々に希望を与えたいちょうの木。

 

迷い子のしるべ。

尋ね人と情報提供の紙を貼ったそうです。

 

ポイントを一つ一つまわりながら、ふだん素通りしがちな石碑や像に人々の生き死にや悲劇のドラマが詰まっていることを実感。写真を撮るたびに黙礼しながら、毎日何事もなく生活

できるありがたみをかみしめました。

 

参加賞は、かわいいどら焼き。

 

この後、森下の常磐湯でさっぱりしてから、

 

ビアビスタ・ブルワリーへ。

30キロ走った後のビールのおいしいこと。

 

いいだこのサラダ、

 

菜の花の生ハム巻きもうまし。

 

 

帰宅してから録画しておいた、NHKグレートラン「HURT100」を見る。

HURT100は、高低差がっつりの32Kを5周するタフなレース。

きつ(すぎる)コースと、エイドのフレンドリーかつアツいボラさんのサポートがこの大会

を特別なものにしていると思われます。72歳男性ランナーが果敢に大会に挑む姿に号泣…。