昨日、今日とパラリンピックの大会ボランティアしてきました!

場所は有明アリーナ、車椅子バスケットボールの会場です。

コロナ禍で無観客になったことで当初の大会サービスの業務がなくなってしまい「プロトコル」に変更になったうえ、研修がオンラインだけになったので具体的なイメージがわかないまま実地に突入。活動場所が広大なアリーナのどこなのかもよくわからずw、不安を抱えたまま当日を迎えました。

 

私の新しい活動「プロトコル」は、パラリンピック・ファミリー(大会関係者)のラウンジ管理、建物入場のアクセス・コントロール、観戦ブロックの管理、の3つが主な仕事。

これらの仕事を各チームで順繰りに担当します。

 

無観客になったことで大会関係者の数もぐんと減り、業務自体はめっちゃヒマでしたw。ラウンジではモニタースクリーンで別会場の試合の状況が確認できるし、観戦ブロックの管理では生の試合が見られる可能性あり!(残念ながら施設内の写真撮影は不可だったので、ご紹介できる画像はありません)。

 

最高の環境、それなのに観客席に誰もいない状況ってどうなんだろう?、選手はやっぱり寂しく思っているのかなぁ?と思っていましたが、これまでの生活をすべて大会にかけてきた強い思いゆえか、どのチームも自信に満ちて集中していて迷いがなく、かっこよかったです。業務スケジュール上たまたまでしたが、日本、アメリカ、カナダ、ドイツ、コロンビア、トルコ、各国の国家斉唱に立ち会えてとてもラッキーでした。オリンピック独特の、国にかける選手の思いがぐんと胸に迫り、うるうる。

 

休憩時間も含め、初めて実地で見る車椅子バスケの凄さも目の当たりにできました。ドイツチームが男子、女子ともにすごいガタイだったのにも、日本チームの機動力にも驚嘆しました。日本xトルコ戦では「後ろにも目が付いてるんじゃ?」と勘ぐりたくなる鳥海選手の縦横無尽の運動力と、藤森選手の得点力に(心で)大声援。

 

ボランティアでご一緒した皆さんも、化学の博士課程で研究中のリケジョとか、世界にはばたきたいと語学をがんばっている女子大学生とか、すごくて素敵な方ばかり。日本の将来って捨てたもんじゃないなぁと思いました。たった2日ですが、大会ボランティアに参加できて本当によかったです。さあ、明日からまた仕事だーw。