大相撲夏場所、先場所の優勝力士 尊富士は
怪我の治療の為全休、
三役に復帰した朝乃山も全休、
さらに初日から精彩を欠いていた
横綱 照ノ富士と大関 貴景勝は
共に２日目から休場、
前半６日目までに既に５敗を喫した
カド番大関 霧島も７日目から休場…と
いったいどうなることやらと思っていましたが
救世主がどどーんといましたよ
新小結の大の里
初日に横綱を破り、その後も
若元春、霧島、琴櫻と関脇大関に快進撃、
終盤は大関 豊昇龍に完敗するものの
その後も連勝で重圧などなんのその、
千秋楽には関脇 阿炎のつきにも動じず
見事に初優勝を決めました
（お借りしました）
先場所、目の前で尊富士に
優勝を持って行かれて悔しいと言ってましたが
今場所は優勝を意識することなく取れたと。
そこらへんの精神力の強さも見上げたもんです
最速優勝と言われていますが
その速さはダントツですし
去年の春はまだアマチュアですよ。
しかも新入幕から11勝、11勝、12勝と
すでに34勝してるのも驚きです
さらにびっくりするのはこの
親方のコメントです。
押し相撲だけで横綱になるには
なかなか難しいとはいわれていますが
四つ相撲を覚えてさらに引き出しを増やしたら
この人いったいどうなるんだろう…
もう期待しかないですよね
石川の人達に元気を届けられたのも
本当に良かった
で、おさるはあんまりワイドショーは
見ないんですけど、今朝はたまたま
谷原章ちゃんの番組で横野さんが
しゃべってたので見てたら
お父さん
めっちゃええキャラ
NHKでは取組中に祈ってるところとか
優勝決まった時の男泣きとか
シリアスシーンばかり取り上げられてましたが
（お借りしました）
ビール一気飲みしたり、
まだしゃべろうとしてるのを大の里に
「もう、いいから」と止められてたり
朝から大爆笑させてもらいましたよ
たまにはワイドショー見るのもいいもんだな。
さて、三賞は大の里が殊勲賞と
２回目の技能賞を獲得。
幕内３場所目にしてなかなかもらえない
技能賞を2回受賞ってのも普通じゃないです
敢闘賞は新入幕で10勝した欧勝馬。
この人も十両時代はそんなに目立つ存在では
なかったんですけどね、
幕内上がってきて、え、こんな強かった
と
いう印象を受けました
おさるはどっちかというと時疾風に
期待をしてたんですがこちらは6勝で負け越し。
うまさより軽さが目立ってしまいましたね。
改名した琴櫻は、あと一番勝って
せめて決定戦にもちこみたかったでしょうが
残念です、まあ11勝は合格ラインなんですがね。
豊昇龍は10勝ですが、なんといっても
大の里に勝った一番が素晴らしかった
これこれこういう豊昇龍がおさるは観たいの
って膝をバチンバチン叩いて歓喜しました
あとなんかあげて欲しかったなと思ったのは
平戸海。
大の里に勝った相撲は素晴らしかったのに
新聞では全くふれられてないのも不満でした。
めちゃ地力つけてきてるし
ぜひ来場所三役になって奮起して欲しいです
続いて十両ですが、こちらもおもしろかった
優勝したのはさすがに幕内優勝経験のある
若隆景ですが、久々に遠藤も大活躍でした
石川に慰問に行った時に
いつも寡黙な遠藤が笑顔で
「頑張りましょう、大丈夫」
って言ってたのすごいグッときましたよね。
だから本当に頑張ってと思ってたら
本当に頑張った
優勝は逃しましたが、12勝で来場所の
幕内復帰は確実です
同じく石川出身の輝も11勝と好成績です
場所前に「どすこい研」で
上手ひねりで勝つと勝ち越す確率高い
ってのをやっていて、へーーーと思ってましたが
上手ひねりで勝った千代翔馬が
本当に12勝の大勝ちしたのもへーーーでした（笑）
新十両の阿武剋も13勝と大奮闘。
塚原改め栃大海はもっと勝つかなと思いきや
8勝止まり、風賢央は惜しくも負け越しです。
千秋楽、幕下と十両の取組が4番も組まれ
入れ替え戦がシビアすぎましたね…
仕方ないですけどね…
その幕下を制したのは
関取経験のある藤青雲。
堂々と実力を見せつけた7番でした
そして大の里と白熊と同じ部屋同じ大学
大・中・小の小、嘉陽も
入れ替え戦で勝利した生田目も
来場所の新十両が確定的です
本当に次から次へと有望株は現れるし
若い若いと思っててもあっという間と
北の富士さんのおっしゃってた通りだな…
と北の富士さんどうしてるのかな
と今場所もずっと心配しています。
とうわけで、今場所も熱い取組の数々
ありがとうございました
15日間、お疲れ様でした
ではでは。