「ヒマだったから…」
「頼まれたから…」と
王室から配属された護衛と
ハンター協会副会員の護衛を
ナイフで刺し殺したサイールド。
クラピカに襲いかかるも、
鎖で簡単に拘束されてしまう。
念獣に念能力者が操られていても、
念能力を使うことはなくナイフで襲いかかるのみ。
ビルが言っていた継承戦から
離脱する3つの方法のうち、
一番簡単だった方法に殺されてしまった
カートンが必要だったと知る。
カートンの能力は、
最大5人乗せる事が可能な船か車に
「変身」できるというもの。
ゾルディック家執事のツボネの能力に似ている。
ツボネの登場以降出てくる「ジョイント型」という言葉。
自分一人では能力を使用できず、他人のオーラを必要とする。
使いづらい能力だと思われるが、
ツボネがキルアの「神速」に追いつけるスピードを出せるように、
一人で能力を使用するよりも数倍の力が出せるのだろう。
他人のオーラを必要とするという「制約」が、
数倍のパワーを生むというのが念のおもしろいところである。
拘束したサイールドに能力を聞くが、
「ヒマだったから…」としか答えない。
念獣に操られると、受け答えもできなくなるらしい。
ビルにサイールドの能力を聞くクラピカ。
「彼の了承を得ずに、
俺が勝手に教えるわけには…」
と一旦断るのがリアリティがあっていい。
王と王妃の安全のためという理由があって、
しょうがなく教えるという行動があるから、
ビルに対して信頼感を持つ事ができる。
ビルが話したサイールドの能力は、
「念をボール状に飛ばして、捕えた虫を操る」というもの。
油女シノの下位互換である。
クラピカはなぜかその能力を「使えるかもしれない」と思い、
人差し指の鎖の先に付いた注射器をサイールドに刺す。
サザンピースオークション編から、
クラピカの人差し指の鎖の能力は何だろうと考えていた。
その当時、クラピカは人指し指の鎖を使わなかったのではなく、
師匠に言われて人差し指を空けておいたのだ。
「1つは残しておけ」と修行中に師匠が言っている。
つまり、クラピカの鎖の能力は上限が5つであることがわかる。
違う能力にしたくても、鎖の能力は上書きできない。
だから、人差し指を空けておいた。
クラピカは一人で戦うための能力を身につけることを望んだが、
「念での戦闘は、相手が複数ならこっちも複数」という原則を教わり、
実際に戦い、不足を補うために1つを残しておいたというのだ。
それはそうだと思う。
まだ実戦経験がすくないうちに、
自分の能力をすべて決めてしまおうというのはおかしい。
しかしこのクラピカの頑固さは、
「一人で幻影旅団全員を倒す」という
確固たる意志の強さの表れである。
「目的を誤るなよ?」と師匠はいう。
もちろん目的は旅団全員を殺すことであり、
緋の目をすべて取り返すこと。
仲間を募れと師匠は言う。
旅団と戦う以上は絶対に仲間が必要なのである。
仲間は捨て駒になるとクラピカは思ったが、
ゴン、キルア、レオリオと出会い、
そうでないことに気付く。
オークション編でのゴン、キルアと団長の人質交換は、
団長の殺害よりも、ゴンとキルアの命を優先した結果なのだから。
「奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)」の注射器で、
サイールドの能力を吸い取るクラピカ。
注射器でオーラを吸い続けると「絶」にもできるという。
「能力」も奪えて、「オーラ」も奪えて、「絶」にもできる。
便利すぎる。
強すぎるぞ、奪う人差し指の鎖。
団長が能力を奪うのに、手順があんなにあるのに、
これは、刺すだけ。
めちゃくちゃお手軽です。
念獣が宿主のオーラを必要とする「寄生型」なら、
オーラがなくなれば念獣は出ていくと考えるクラピカ。
念獣をまったく知らなかったのに、
理解がものすごく早い、かしこのクラピカさん。
この案にビルは危険と反対。
このチームではビルが常識人になっている。
王子の安全が最優先と言い、常識、道徳を破っていくクラピカ。
クラピカの目的は、緋の目を取り戻すことだから、
王子に死なれたら、ツェリードニヒに会いにくくなる。
そのために、王子を守らなくちゃいけないんです。
サイールドを絶にしたら、耳から蜘蛛みたいな念獣が出てくる。
「おヒマ?」と聞いてきた、
でっかいハムスターみたいなのじゃない。
蜘蛛みたいな念獣が逃げる。
サイールドの能力を使おうと、
イルカみたいなやつに能力をセットするクラピカ。
イルカが奪った能力の名前と使い方を説明してくれる。
なんていいイルカなんだ。
能力の説明をしてくれる一石二鳥。
その説明で、虫を操る能力(「裏窓(リトルアイ)」)は、
念獣には使えない事がわかる。
敵の能力の逆操作ではなくがっかり。
確かに能力を逆操作できたらめちゃくちゃ強い。
相手の能力を使えるというキャラは
非常に稀である(団長・クラピカ・レオルのみ)。
そして相手の能力を使うときには、絶対時間が必要になる。
緋の目の特質さが、能力を奪うイージーさに味方してくれたのかもしれない。
念獣が出て行き正気に戻ったサイールド。
「ヒマか?」と聞いてくるヤツは、
自分以外、念能力者であっても見えないのだと言う。
ある特定の条件が揃った人物にしか見えなくなる能力。
それが、今回の場合は、「会話をする」ということなのだろう。
会話をするだけで条件に引っかかる。
念能力者であっても、それを防ぐことはできない。
念獣との戦いは、念能力者との戦いとはまったく違う。
護衛を殺したサイールドは、カキン軍に拘束される。
ちゃんと人を殺したら捕まってしまう。
こういう殺し合いって、そういうのがフリーになる印象があるけど、
しっかり「法」がある。
サイールドが「裏窓」について、詳しく説明してくれる。
ドルフィンが説明してくれるのは、能力の基本的なことのみらしい。
女中の2人も、護衛が殺されるのを見て、辞めたいと申し出る。
就航して2時間、ワブル王子の護衛は2人、女中も2人になる。
王子の継承戦離脱の残り2つの方法がビルから説明される。
1つはパリストンの協力が必要で難易度が高い。
もう1つはビヨンド氏の協力が必要で、もっと難易度が高い。
パリストンは呼び捨てで、ビヨンドには氏をつけている。
(ビルはビヨンドを敬っている?)
パリストンの協力が必要ということは、どういうことだろうか?
パリストンはもう会長でも副会長でもないから、
協専のハンターを使うということは難しい気がする。
一番可能性がありそうなのは、
暗黒大陸を目指すビヨンドの仲間のなかに、
王子を脱出させられる能力者がいるということ
(これはビヨンドへの協力でも同じかもしれないが)。
ビヨンドの仲間の能力は、ほとんど明らかになってないし、
ゴレム(石壁)もジョイント型の能力者だったし。
パリストンが持ってる5000体のキメラも、
この暗黒大陸編に関わってくるのかもしれない。
5000体がBW号に乗ってるってのは考えにくいんだけど、
暗黒大陸編が終わってから出すってのも、
伏線前から張りすぎじゃね?ってなるのです。
キメラを使わない限りは、パリストンは死なないだろうし。
ノブの「四次元マンション」を使っての脱出とかも考えられるけど、
まだまだ進まないとよくわかりません。
王子居住エリア12区。
モモゼの警備兵をマラヤームに写そうとする母親のセヴァンチ。
2人子どもがいて、どちらかのほうが大事なんてこと、あるのかしらん。
そして、「おヒマ?」のハムスター念獣がモモゼのものであると判明。
まずい、モモゼ、まずいですよ。
もしも、「おヒマ?」と聞かれて、
無視すれば問題ないような念獣の攻撃能力ならば、
この継承戦を勝ち残れる気がしない。
しかし!このモモゼの落ち着きようである。
一番最初に死ぬのは、
「死にたくない!」と一番に騒いでいるヤツに決まっている。
が、能力をここまで見せてしまった以上、
モモゼが後半まで継承戦に関わることはないのではないだろうか。
そして、ハルケンブルグが継承戦からの辞退を国王に告げる。
「好きにするといいホイな」というホイコーロー国王。
国王の余裕は、念獣が寄生された以上、
継承戦からの辞退は不可避だということである。
しかも、結構強そうなパワータイプ。
「おヒマ?」とは聞かずに、すぐに殺してしまいそう。
でもこの念獣も、血を吸いそうな感じでもないから、
全身の血を抜いた念獣はどいつなんでしょうか。
その念獣も、あんまり生き残らない気がするけど。
