日に何度も酒を呑み
日に何度も眠る
食事もろくに摂らず
まるで廃人だ
白髪がずいぶん目立ってきたけど
染めることさえ億劫
きちんと化粧でもすれば
10才は若く見えると言われるけれど
今の私はきっと立派なおばあさん
何日もシャワーを浴びていないから
自分の臭さが鼻をつく
こんな状態で夢をみる
なぜか雨漏りがひどくて布団がびしょ濡れになる夢
これは頻繁にみる
それから
再婚相手の子どもだろうか
ハーフの小さい娘が3人だったり
10代の男の子が2人だったり
その愛しい子どもたちの名前を思い出せなくて
焦っている夢
若さへの渇望か
胸苦しくなるほどの過去への希求なのか
雨漏りの夢は
必ず他人と同居している
大きな家で
見知らぬ他人家族と襖一枚隔てて
時にはその家族は葬儀の最中で
その中で必死に子どもを育てている
もしかすると
私は未だに自我の確立ができていないのかもしれない
他人と自分の区別がつかない
そう思えば
初対面の人といきなり距離を縮め過ぎて
警戒されるのも納得がいく
こんな腐敗しきった女に
近づかれるのは誰しも嫌だろう
いゃある意味恐怖だろう
齢59才
生まれる前に壊された人間は
たぶん死ぬまで
壊れたままなのだろう
それでも
実際の子どもや孫たちは
私に限りなくやさしい