高橋幸宏氏、坂本龍一氏と立て続けにお亡くなりになった。二人に縁のある、加藤和彦氏である。三十何年前、四十何年前の曲なのにお洒落だなぁと思う。名曲だらけである。
小原礼氏や高中正義氏など、バックも凄いメンバー。高度成長からバブルまで、いい時代を駆け抜けたのではないか。ヒットを狙うのではなく、好きに自由に作っていたのかな、と感じる。大変失礼なことを申し上げると、御本人ではなく、どなたかヴォーカリストに提供していたら、大ヒットしたのではないか。下手というのではなく、声が繊細しすぎたと思う。それもまた魅力でもあったしなぁ、歌と声も合っていたような気もするし。わからなくなっちゃった。
<追記>
もう少し考えてみた。キーは、やはり“声”だ。高く甘く優しいそれはそれで魅力的だ。一方で、加藤さんの曲にはもう少し太い声が合うように思う。
加藤さん自身、声を気にし毎日発声練習をしていらっしゃったと、何かで読んだことを思い出した。
しかし口ずさむとよくわかるが、そもそも難しい曲だと思う。心地よいメロディなのに、歌おうとするとなかなか歌えない。声もどんな感じで出せばいいかわからない。このギャップも魅力なのだろう。