2013(平成25)年9月 | HAYAの「奇跡は起きたのか、それともこれから起きるのか」

HAYAの「奇跡は起きたのか、それともこれから起きるのか」

2013(平成25)年の闘病を、思い出しながら記録することを基本としたい思います

相変わらず暑い日が続き、散歩に出られるようになったのは、三週くらい過ぎたころではなかったろうか。それでもかなり汗だくになり、スポーツドリンクを欠かさず持ち歩いていた。
家を一歩出るだけでも恐怖だった。病中病後はただでさえ不安になるのに、半盲の部分が死角となる不便・不快などとにかくネガティブになりがちなことだらけであった。
TVも半分しか見られない、左手でグラスを倒す、テーブルの上の薬を探すのにキョロキョロしてしまうなど、嫌になることだらけだ。これらは、今も変わらない。慣れたのか、気にならなくなった。否、気にしないようにしているだけだ。
生命と引き換え、か。何度か聞かされた言葉。この程度で済んでよかったのだ、しょうがないことだ、と。
医学的にはそうなのだろうが、こんな生ける屍状態で本当によかったのだろうか、これからどうやって生きていくのか、ぼんやりした頭でずっと考えていた。