Akitoのブログ

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周防正行監督の『終の信託』。周防監督は好きなので前々から観たいと思ってました。

主人公は草刈民代演じる女医。余命わずかな患者を尊厳死させるが、その医療行為が殺人と見なされてしまう。「医療か殺人か」をめぐる家族や検察とのやりとりを描いた映画。

周防監督らしい、社会的なメッセージの非常に強い内容でした。患者からは「先生に任せる」と言われていて、これ以上苦しめるのはかわいそうだからと尊厳死を選んだ主人公。まだ余命はあったのに無理に「殺した」とする検事。非常に難しい問題だなと思いました。

草刈民代は正直あまり好きではなかったし、この映画での演技もうーん…という感じ。でも患者役の役所広司はさすがでした。そして何より検事役の大沢たかお。嫌味な検事を見事に演じてました。

個人的には同じ周防監督の「それでもボクはやってない」の方が好きですが、非常に考えさせられる映画です。多分、人によっても国によっても捉え方は違うのかなと思います。オランダみたいに尊厳死・安楽死が合法な国に肯定的な人であれば、殺人という捉え方はしないのかな…と。

難しい。