人間というものは、救われた後も、
救われる前に持っていた体質から
なかなか逃れられないもので、
救われたにも関わらず、
救われる前の考え方、やり方が色濃く出てしまうものである。
今、多くの教会が、
口では「主に頼れ」と言いながら、
実際には自分の知恵、力で運営している。
なぜか。
この世に生まれ出てから、救われるに至るまで、
ずっとそのようにして来たからである。
「神仏を尊び、神仏に頼らず」
有名な、
日本人の宗教観を一言で言い表した言葉であり、
宗教観にとどまらず、
生き方そのものとなっている言葉だ。
確かに日本人は、一年を通して、
神仏や先祖を尊ぶ生活をする。
しかし、この世を生きていく時は、
自分の力で努力する。
まさに「神仏を尊び、神仏に頼らず」なのだ。
それで、救われた者の集まりである教会も、
そのようにやっていく。
礼拝や祈祷会は大事にする一方で、
総会、役員会、委員会は人間の知恵でやっていく。
口では、神様を第一にする一方で、
運営においてそうしようとする者がいるなら、
世間知らず、
または子どもであるかのように見られてしまう。
まさに、
「神を尊び、神に頼らず」「キリストを尊び、キリストに頼らず」
なのだ。
「神を尊び、神に頼る」
教会はこのようにあるべきである。