シン・ウルトラマンを劇場で観てきました | NIGHT OF THE FULL MOON

NIGHT OF THE FULL MOON

FULL MOON ・・・満月

満月の夜を意味する NIGHT OF THE FULL MOON.

ムーンがお送りする様々な世界をお楽しみください。


スイートラブシャワースプリング2022にて
生の電気グルーヴを見て
興奮冷めやらなかった
5/18にイオンシネマ座間にて
シン・ウルトラマンを見てきました。

もちろんGODZILLAもシン・ゴジラも
履修済みでしたし
ウルトラマンサーガも
劇場で見ていましたので
劇場でみる怪獣特撮がどれほどまでに
面白いかは知った上で行っています。


ネタバレを避けて感想を少しだけ書かせて
いただきますと、個人的には
シン・仮面ライダーへの期待と不安が
半々になった、
というのが感想でございます。

劇場の大スクリーン、スピーカーで
繰り出される本編同様のBGMとSE、
エフェクトの数々は童心に戻ったかの
ような印象になりました。

前情報なしで見に行きましたが
冒頭の数分はほんとにジオウの映画を
見に行って覚えた興奮と同じくらいの
ものでした。

シンウルトラマンの登場から、
去るまでのドラマは39話をよく
まとめたものだと感心しました。


しかし、児童誌の誤植を正史として取り入れ
ファンへのこだわりを見せるという
手法は自分的には受け入れ難いものでした。
なんというか、こだわりのベクトルというか
メタ表現にしては少々きついかなと。

これをシン仮面ライダーでやられてしまうと
少し馬鹿にされたような印象を
受けてしまうと思います。

正直、予告でリファインされた
怪人たちを見る度に
ライダーとのデザインの差と合わさって
違和感があるのも事実でして。

ライダーの造形と同じく
怪人たちの造形も完成された物だと
思っている私にはここは受け入れられない
ところであったり。

でも劇場でBGMとSEが聞けるのかという
期待は大きくなりました。

シンウルトラマンに関して言えば
私がウルトラシリーズへそこまでの
深いこだわりがないこと、
ある程度の昭和特撮への寛容があること、
ウルトラの知識も人以上にはある事が
この映画をおもしろかった!と
言える所以だと思います。

自分が昭和ライダーが好きなのと
同じくらいウルトラが好きだと
シンウルトラマンへの不満も
多少はあるのかなと思ったり、

ゴジラはそもそも元が
2時間ものである分、映画向きですが
ウルトラは全39話であり、
やりたいエピソードを詰め込むには
少々時間が足りないのもあり、
もしかしたらゴジラと同じく
娯楽映画を期待していた
特撮ファン以外の人が見ていたら
ストーリーが薄いというか、
物足りなさを感じるのかなとも思いました。

昭和特撮は矛盾や支離滅裂なんて
いうものは当たり前で
文脈の足りない部分は視聴者が
補わなければならないものですが
シンウルトラマンも
元のウルトラを知らない人が
見れば足りてない部分、
ファンは元のエピソードと合わせて
補ってしまうんだろうなという
部分がいくつかあったのも
個人的につまらない的な意見が
出てる所のひとつなのかなと思います。

まあ色々とつらつらと書きましたが
特撮好きとして映画館で
見る特撮は最高に楽しい
エンターテイメントでありまして、
シン仮面ライダーにも期待を
よせています。


という内容の記事でした。笑