ガチャ



お「疲れたー、」


も「お!どうだった?」


お「、、、取れませんでした笑」


も「えー!!」


お「他も満室だってー、」


も「え、今日ネカフェ?笑」


お「うーん笑」



私の部屋、寝室2つあるし、

ソファーも大きいし、

困ってる人いたらほっとけないし、

なんせお世話になってる友人だし、ね。



「ここ、泊まる?」


も「え、がち!?」


「うん。」


も「ゆいりちゃん神!

ありがとう!

好き!!!」


お「ほんとにいいの?」


「うん。

心愛ちゃんがネカフェは可哀想だし、

せっかく会えてたからもうちょっと一緒に居よ?」


も「なに、可愛いんですけど、」


「それにずん、もぎのこと好きみたいだし笑」


も「なぁ様に報告してきます!」



ソファーから飛び起きて寝室に向かうもぎ。



お「なんかごめんね?」


「全然!

実際この部屋にずんと2人だと寂しいし。」






ブーブーブー



お「ゆいりちゃん、電話!」


「あ、ほんとだ。

ちょっと出てくるね!」


お「うん!」



使ってない寝室に入って電話に出る。



「もしもし。」


亮介「あ、村山さん!」


「はい。

なんでしょうか?」


亮介「えっと、、どんな感じかなーって思って笑」


「ずん喜んでました!

あと、ホテルもすごく広くてびっくりしました!

ほんとにありがとうございます。」


亮介「そっか!それならよかった!」


「お仕事順調ですか?」


亮介「うん。順調だよ。」


「、、、」


亮介「、、、」



会話が続かなくて気まずい。



「こ、今度お礼に奢りますね!」


亮介「え、いいよ!全然大丈夫だから!」


「いや、ダメですよ!」





涼「ままー!」



!!!

気づかなかったが、ずんが部屋に入ってきていた。



「ずん!起きたの?」


涼「まま、おでんわ?」


亮介「涼羽ちゃんですか?」


「はい、そうです。

さっきまで寝てたんですけど起きたみたいで笑」



ずんを抱っこしてベットに腰掛ける。



亮介「満喫してるみたいでよかった!」


涼「おでんわ、りょうたん?」


「うん、そうだよ?」


涼「ずんもおはなし!する!」



ずんの耳にスマホを当てる。



亮介「涼羽ちゃん!楽しいかい?」


涼「うん!たのしい!」


亮介「よかったね!」


涼「ずんね、ニモとドリーかった!」


亮介「お!すごいね!」


涼「だけど、ニモあげた!」




あげた?



涼「ここあにあげた!」


亮介「あげたの!えらいね!」


涼「こんどみせてあげる!」


亮介「うん!」


涼「りょうたん、ばいばいー!」


亮介「ばいばい!」



ずんが電話に満足した顔をしたから私に戻る。



「えっと、後日連絡します。」


亮介「うん、ゆっくりしてね。」


「はい。」




ピッ



「ふぅー、」


涼「まま、りょうたんとなかよし?」


「うん、なかよしだよ?」


涼「ずん、りょうたん好き!」


「そっか!」








ガチャ



テクテクテク



心愛「ここあも、だっこ、」



「え?、、うん!おいで?」


な「ここあー」


心愛「なぁ!」


な「いなくなったと思ったら、ゆうちゃんのところにいた。」


心愛「ここあ、ゆうたんのふあふあすき!」



、、、


ふあふあ、


どっかで聞いた事あるような、、、



「ゆうちゃんはなぁと違って大きくてふあふあだから!」


!?





「なぁちゃんのばか!」


な「え、」


「変態!」


お「どうしたの?」


も「なになに??」



私が大きい声を出したせいかもぎおんか来た。



「なぁちゃんが子供に下ネタ教えてる、」


な「え、!?、教えてない!」


「ふあふあっていったもん!」


な「ふあふあ?、、、あ、、」


「なぁちゃんのばかっ、」


な「私は、教えてないです。」


お「ゆいりちゃん、それ、もぎさんのせいだわ。」


「え?」


お「ね?もぎさん?」


も「ごめんなさい。」


心愛「ゆうたん、おこってる?」


「え、、あ、ううん。

怒ってないよ?」


涼「なぁたん、おいぬみたい。

かなしそう。」


「なぁちゃんごめんね?」


な「大丈夫です。

あの、さっき誰と電話、、、」


「なんでもないよ。」



なぁちゃんに言わなくてもいいことだ。

亮介さんは関係ない。

だから言わない。