ぐぅーーー、



涼「まま、おなかすいたー。」



再開して間もないけどデートの邪魔したら悪いし、

お腹もすいたからばいばいしようと思ったけど、




も「一緒にお昼食べよ?」



もぎが言った。



「2人、、デート中でしょ?」


お「デートはいつでもできるから!」


も「ゆいりちゃんと話したい!」


涼「ピザ!」










「あつっ、」



思ったよりもピザが美味しい。



涼「ちーず!おいしい!」


も「よかったね!」


涼「これも!ほしい!」


も「ちょっと待ってね!」




もぎがずんにピザを取ってあげてくれていてありがたい。



も「はい!どうぞ!」


涼「ありがとう!」


お「おいしい?」


涼「うん!」




2人がずんのことを見てくれているから久しぶりにゆっくり食べれた。



「みーおん、いつから?」


お「あー笑    1年半前かな?」


「もぎどんな感じだった?」


お「口で言うの難しいから、動画見せてあげる。」









「新郎海斗さん


あなたは新婦美音さんを妻とし、

病める時も健やかなる時も、

悲しみの時も喜びの時も、

貧しい時も富める時も、

これを愛し、

これを助け、

これを慰め、

これを敬い、

その命のある限り心を尽くすことを誓いますか?」






「はい、誓います。」






「新婦美音さん


あなたは新郎海斗さんを夫とし、

病める時も健やかなる時も、

悲しみの時も喜びの時も、

貧しい時も富める時も、

これを愛し、

これを助け、

これを慰め、

これを敬い、

その命のある限り心を尽くすことを誓いますか?」





「はい、誓い「美音ちゃん!!!」、、」




新郎新婦の誓いの言葉を遮ったのはもぎ。




も「絶対、新婦より、愛してる。

愛すよ、愛したい、愛し尽くす。

だから、他の人のところにいかないで、

美音ちゃんじゃなきゃ、ダメなの。

美音ちゃんしか、愛せない。

全部捧げる。

だから、私の愛を受け止めて欲しい。」




コツコツコツ




みーおんが階段を降りてもぎのそばにいく。




お「だったら、早くここから連れ出して。」


も「いいの?」


お「私を愛してるんでしょ?」


も「うん。」



チュッ



お「私もだよ。」





ダッダッダッ






2人は会場から消えた。










お「どう?」


「いや、もぎすごいね。」


お「この時もぎさんが私に言ってくれなかったらきっと一緒には居れてないんだよね。

だから、もぎさんには感謝してる。」



「もぎって案外不器用でヘタレだもんね。」


お「そこが可愛いけど笑笑」


「それは愛だね。」


お「そうだ、聞いていいのかわかんないけど、

誰の子供?」



もう時効だよね?

傷でもなんでもないから話せるし。

過去の人なんだからいいよね。、



「元彼との子供。」



お「え、逃げられたの?」



「別れてから妊娠がわかったからさ。」



お「えー、大変だね。」



「産まないっていう選択肢はなくてね笑」



お「涼羽ちゃん何歳?」



「2歳になったばっかりだよ。」



お「2歳、、、

じゃあもしかして、」



「うん。

みーおん達の前からいなくなった時には妊娠してた。」



お「全然気づかなかった。」



「最初はもぎにしか言ってなかったからね。」



お「そっか、、大変だったね。、」



「ううん。幸せだよ。」



涼「ままー!」



もぎと楽しそうにしてたずん。



「なにー?」



涼「このおねえさん、すき!」


「よかったね!」


涼「うん!」


も「え、好きって言われた!!」


「よかったね、もぎ!」


涼「もぎ、すき!」


「もぎって笑

呼び捨てはだめでしょ!?」


涼「だめー?、」


お「ぶーちゃんって呼んでいいよ?」


涼「ぶー?」


お「うん!」


涼「ぶーすき!」



ずんはもぎが気に入ったみたい。













いい感じにお腹がいっぱいになってきた頃



も「あ、こっち!!」



急に大きい声を出したもぎ。


気にせずにいると




「お待たせしました!」





思いがけない人が姿を現した。