今日は偏差値についてです。


中学、高校、大学受験どの受験でも

偏差値は志望校を決めるための

ファクターの一つです。

(どれだけ重要視するかは違うと思いますが、

 全く考慮しないことはないでしょう)


偏差値を考える時、同時に意識しないと

いけないのは母集団です。


同じ偏差値50でも、中学、高校、大学受験の

偏差値はイメージが違います。


簡素化していうと、

中学受験はクラスの頭の良い人が母集団で、

その中で真ん中。(つまり相当上ってこと)

高校受験は、同学年ほとんどが母集団で、

その中で真ん中。


参考 



中学受験を経験してない親(私)が、

中学受験の模試の偏差値を見ると

びっくりすると思います。

(2月の勝者読者なので知識としては知ってます)


高校受験の模試も、母集団を意識しないと

いけません。高校案内(色々な私立や

公立高校が記載された分厚い本)に目安の

偏差値が記載されていますが、

その偏差値はその発行元の模試をベースに

した偏差値です。


その発行元と異なる模試の場合、

単純に偏差値だけで判断するのは危険です。


同様に塾が主催する模試の偏差値も、

偏差値だけで判断すると正しくない判断を

する可能性が…


特に入塾テストを課すような塾は、母集団が

優秀であることが想定されるので余計に…


模試の偏差値は参考程度に留め、

苦手な単元の把握、各教科の伸びの把握、

時間の使い方、雰囲気の慣れのために

使うのが良いと思います。


7月に受けた模試は、高校案内の発行元の

模試でしたが、今月受ける模試は別の会社の

模試なので偏差値や合格判定の結果に

一喜一憂しないように気をつけないと。

(ついつい見て反応してしまうので反省)


頭では理解していてもつい数字を

意識してしまうので、改めて書いてみました。