「セリのその後」を大まかにみてきましたが、一つのセリを少し緻密に確認することもしてみました。
2021年JRAブリーズアップセール84頭について、1頭ずつ確認。
・本賞金に加え、出走奨励金、出走手当、抹消給付金、見舞金を算入(一部推定)
・預託料は、出走月は美浦・栗東在厩、非出走月は放牧と想定、地方競馬在籍時は南関東とそれ以外で預託料を想定
以上の前提で、4歳春までの2年間の収支を出しました。(落札価格:横軸、収支:縦軸)
収支プラスは84頭中12頭で14%、この年は落札額1,000万円以下の馬が大半を占めました。
トレーニングセールですので、走破タイムと収支の相関も見てみました。タイムの良い順に並べて4つのグループに分け、各グループに属する馬の収支の平均値を比べました。
タイムが早かった上位4分の1の組が、圧倒的に収支が悪いという結果になりました。タイムが速いとどうしてもせりあがりますが、トレーニングセールで遅めのタイム(といっても13秒くらいで走っている)でも十分、ということが分かりました。

