今回の原因は「大丈夫」
DMでも電話でも「大丈夫」
会っていても「大丈夫」
いやいや。
大丈夫な雰囲気が全く感じられないから心配していたのに。
それでもカレは頑なに
「大丈夫」「心配要らない」と言い続けていた。
本人がそう言ってるのだからと、
私はかなり疑いながらもこの言葉を信じた。
結局全然大丈夫じゃなかった
仕事だけじゃなく、お家関係で一大事なことが起きていて、カレは時間的にも精神的にも身体的にも限界だった。
年末くらいから、DMでもカレの雰囲気や様子がおかしいな…と思っていた。
その時点で察していたのだから、ちゃんと話を聞いてあげれば良かった。
私のほうが余裕を持って接していれば良かった。
それなりの対応をすれば良かった。
何か大変のことが起きてるんだろうな、と察していたにもかかわらず、自分の気持ちや考えを押し付けて、なんで?どうして?どうするの?と、かなり追い詰めてしまった
カレは「大丈夫」とおまじないみたいに、何度も
自分に言い聞かせていた。
けれど、所詮おまじないなんだから、なんの解決にもならない。
なんで言ってくれなかったの?と言ったところで
カレはそういう人。
何事もないふりをして、裏で孤軍奮闘して、必死になんとかする人。
そして、全部キレイに片付けたあと、実はね、と終わった話をしてくる人。
それは、おうちの人に対しても同じらしく、さすがに今回は、何も話さなかったことをかなり責められて、激ギレされたそうだ。
そりゃそうだ。
一大事をだまっていたんだから。
結果、四方八方から詰められて。
『心配されるの嫌いだし自分で解決できるし何も言わないのがオレの主義だし。これはオレの性格だからモレラにはいいとこみせたいしもういいもう疲れた』
私だけは、何もできなくても話を聞いてあげたかったなー。
あーあ。
口を閉ざして、篭っちゃった。