奇想のガラス作家

エミール・ガレ展に行ってきました


場所は松濤美術館

渋谷の繁華街を通り抜け

松濤に入ると高級住宅街に

急に景色が変わるんですよね


学生時代に馴染みがある場所

20年以上ぶりに行きました


美術館の入り口には

人の列ができていました


会期は今月の9日までなので

来週末はもっと混むかもしれません



アール・ヌーヴォーの巨匠

フランスのガラス工芸家


植物や昆虫をモチーフにした作品が

数多く展示されていました



📷️撮影許可があったのは

猫型置物の1点のみだったので

チラシも記念に撮影しておきました



日本画的な雰囲気のものもあって

日本人が受け入れやすい印象があります



植物学者としての一面もあるガレ


細部まで草花の特徴をよく捉えていて

まるで植物図鑑に出てくる絵のよう


曲線の美しさに見惚れました


ガラスの曲面をキャンバスにした

油絵を見ているようでした


曲面に描くのは難しいのに

こんなにも繊細に表現できるんですね



また昆虫のリアルさにも驚きました


カゲロウ、チョウにガ

セミやトンボは

そこまでリアルにしなくてもいいのに…

と思えるほどリアル


虫が苦手な人は

家の中に置いておきたくないかも驚き



有名なガレランプもありました


色んな角度から眺め

光の反射による艶っぽさ

光による影で際立つ立体感


実物を直に目にするのはいいなって

改めて思いました



松濤美術館は建物自体もアート

一見の価値ありです


入館料は800円

じゅうぶんに見応えがあると思います


お近くにいらっしゃる方は

立ち寄ってみてはいかがでしょう