奇想のガラス作家
エミール・ガレ展に行ってきました
場所は松濤美術館
渋谷の繁華街を通り抜け
松濤に入ると高級住宅街に
急に景色が変わるんですよね
学生時代に馴染みがある場所
20年以上ぶりに行きました
美術館の入り口には
人の列ができていました
会期は今月の9日までなので
来週末はもっと混むかもしれません
アール・ヌーヴォーの巨匠
フランスのガラス工芸家
植物や昆虫をモチーフにした作品が
数多く展示されていました
📷️撮影許可があったのは
猫型置物の1点のみだったので
チラシも記念に撮影しておきました
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240602/00/akomaru77/62/08/j/o1080108015446271433.jpg?caw=800)
日本画的な雰囲気のものもあって
日本人が受け入れやすい印象があります
植物学者としての一面もあるガレ
細部まで草花の特徴をよく捉えていて
まるで植物図鑑に出てくる絵のよう
曲線の美しさに見惚れました
ガラスの曲面をキャンバスにした
油絵を見ているようでした
曲面に描くのは難しいのに
こんなにも繊細に表現できるんですね
また昆虫のリアルさにも驚きました
カゲロウ、チョウにガ
セミやトンボは
そこまでリアルにしなくてもいいのに…
と思えるほどリアル
虫が苦手な人は
家の中に置いておきたくないかも
有名なガレランプもありました
色んな角度から眺め
光の反射による艶っぽさ
光による影で際立つ立体感
実物を直に目にするのはいいなって
改めて思いました
松濤美術館は建物自体もアート
一見の価値ありです
入館料は800円
じゅうぶんに見応えがあると思います
お近くにいらっしゃる方は
立ち寄ってみてはいかがでしょう