96時間/リベンジ | 映画とともに生きる

映画とともに生きる

気がつけばいつも、生活の中に映画がある

【★評価】 (五つ星評価)

★★
映画とともに生きる

【解説・ストーリー】

かつて、娘キムを誘拐した人身売買組織をたった一人で壊滅した元CIA秘密工作員のブライアン・ミルズ。誘拐事件のトラウマを克服しつつあるキムや元妻レノーアとの復縁を願い、2人を海外旅行に誘う。やがて、トルコのイスタンブールで仕事を終えたブライアンのもとにレノーアとキムが合流する。だが翌日、バザールに2人で出掛けたブライアンとレノーアは、謎の男たちの襲撃を受け拉致されてしまう。2年前の事件でブライアンに息子たちを殺されたアルバニア人、ムラドが周到な復讐計画を実行に移したのだった。ブライアンは捕まる直前、ホテルに残ったキムに携帯で緊急事態を告げ、身を隠すよう指示するが…。


【レビュー】

これは駄作じゃない??


1作目は緊張感があり、

拉致された娘も、おびえながらも果敢に勇気を持ち、

なんとか危機に立ち向かう、みたいな弱々しさやかわいげがあったけど・・・


今作品ときたら、、、

この娘、だいぶパワーアップしてますよ。


いくら1回拉致の経験を踏んでるったってね、

その後SWAPばりの訓練を受けたならまだしも、

こりゃムリっしょ!ということだらけ。

あまりの娘のパワーアップぶりに白けちゃいます。


あれだけの過保護な父親が、

そんな危険な賭けを娘にさせないでしょ、って思っちゃうし。

とにかく今回は全般的に設定に無理があり、


そんなことできないでしょ
そんなことさせないでしょ
その展開はないでしょ
それ絶対バレるでしょ


などなどなど・・・


突っ込みどころが満載。


数々のハードルが準備されるも、

あれよあれよとスムーズにクリアしちゃうので、
全然ひやひやしないの。


なんていうのかな。

新聞の日曜版の端っこのほうについてる迷路ゲームみたいに、

障害物がチョイチョイあるけど簡単にゴールできちゃう面白みのなさ、

みたいな感じ?

やっぱりこういう作品にはひやひや感って大事ね。


さすがに3作目はないでしょうね?
3作目はどういう方向に行くのだろう、と別の意味で興味が沸くけどね。



【基本情報】
原題: TAKEN 2
製作年: 2012年
上映時間: 92分
製作国: アメリカ


監督: オリヴィエ・メガトン
製作: リュック・ベッソン
脚本: リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン
撮影: ロマン・ラクールバ
音楽: ナサニエル・メカリー


【出演】

リーアム・ニーソン     ブライアン・ミルズ
マギー・グレイス      キム
ファムケ・ヤンセン     レノーア
ラデ・シェルベッジア    ムラド
リーランド・オーサー    サム
ジョン・グライス       ケイシー
D・B・スウィーニー     バーニー
ルーク・グライムス     ジェイミー