バイオハザード/RESIDENT EVIL | 映画とともに生きる

映画とともに生きる

気がつけばいつも、生活の中に映画がある

【★評価】 (五つ星評価)

★★★★


【解説・ストーリー】

人気ゲームソフト『バイオハザード』の映画化。

近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた。

【レビュー】

「ゲームを映画化するなんて邪道よっ!」

と思い、全く興味が無かったこの作品。

そもそも以前『トゥームレイダー』を観て、アンジェリーナのアクションにもストーリー構成にも、

酷くがっかりさせられたので、そのトラウマとも言えます。


風邪をひいて寝込んでいる時にたまたまスカパーの映画チャンネルで放送していて、

何の気なしに観始めたら・・・・


すっっっげー おもしれーー!!!


熱も下がりましたよ。(それはウソ。)

私はロールプレイングゲームに興味が無いため、バイオハザードの内容も全く知りませんが、

別にそんな事前知識は一切不要。ひとつの映画として十分に楽しめます。


最近の新種ウイルスものの映画はスピード感があって面白い。

息つく間もなくどんどんストーリーが進んでいく。


この作品の見どころはミラ・ジョヴォヴィッチのアクションシーン。

もちろんCGを駆使しているものの、かなりの本格的なアクション。

しかも、あの美しい顔とすらりとした肢を持つミラ・ジョヴォヴィッチが、

露出度の高い服をまとってアクションするわけだから、これまでになく美しいアクションです。


記憶を失い、自分が何者なのかわからないまま戦い続けるアリス。

『ボーン・アイデンティティー』のジェイソン・ボーンの境遇と重なります。

ただ強いだけではなく、憂いを帯びているところが、感情移入できて良い仕上がりになっているのかも。


風邪で寝込んで良かったわ。棚からぼた餅の気分。


ぽちっと応援お願いします。


【基本情報】
原題: RESIDENT EVIL
製作年: 2001年
上映時間: 101分
製作国: ドイツ/イギリス/アメリカ


監督: ポール・W・S・アンダーソン
製作: ポール・W・S・アンダーソン ジェレミー・ボルト ベルント・アイヒンガー サミュエル・ハディダ
製作総指揮: ヴィクター・ハディダ ダニエル・クレツキー ロバート・クルツァー 岡本吉起
脚本: ポール・W・S・アンダーソン
撮影: デヴィッド・ジョンソン
音楽: マリリン・マンソン マルコ・ベルトラミ


【出演】
ミラ・ジョヴォヴィッチ アリス
ミシェル・ロドリゲス レイン
エリック・メビウス マット
ジェームズ・ピュアフォイ スペンス
マーティン・クルーズ カプラン
コリン・サーモン ワン