猟奇的なマダム


4月3日金(仏滅)晴れ 有害駆除招集


「午後有害駆除に出るぞ~準備しとけよ」と師匠に言われ


「えっ!今日?そんな急に・・心の準備出来てな~い」


そう思いながらも5人のベテランハンターの仲間に入れてもらい


同じく初心者の主人とタツマに出る事になりました。


「ガサガサッ」と音がしたら良く獲物を確認して撃て!!との指示


行った事もない山の奥に一人置いていかれました。


「ガサガサなんて山ん中じゃーしょっちゅうしてるじゃんあせる


「もう誰も助けに来ない。あたしもいつまでも甘えてはいられない」


と心に決め、獲物に向かって撃つシュミレーションをしながら


孤独感を味わっていました。


タツマに立ってから2時間位経った頃でしょうか?


犬の泣き声が近くなって来た・・・


耳を澄ましていると銃声が二発


「げっ!近い!!誰か射止めたよね??こっちに来ないでよ~~ショック!


銃声の方向を向いていると・・・


なんと鹿がこっちに向かって来るではありませんか


「やだ~~なして・・・あたしんとこ来たの 叫び


窮地に立たされると肝の据わるあたしは落ち着いて安全装置を外し


一発撃ったのでした(((( ;°Д°))))


無線で師匠から「射止めたか確認しろ~生きてたら射止めろ!!」との指示


「え~っ怖いし・・もし半矢で襲ってきたら・・!?」


そう思いながらも鹿のいた辺りを確認していると、


血の後が点々と・・・


その先、沢の川の中に鹿が倒れているではあ~~りませんか


「うっそ~あたし??アタシが撃ったの??」  


「ごめん・・・しょぼん」← 一応、女心が出たみたい


無線で「どうも死んでるみたい」と伝えると犬が来て食い付きだしました。


師匠から無線で



「犬が食い付くと獲物が痛むから引き離して捕まえろと指示」


「初心者のあたしに注文多すぎ~~~」と悲鳴をあげながら


犬を二頭捕まえながら引きずられていると


仲間が来てくれました。ホッ(*´Д`)=з


「よく射止めたな~」と先輩のお褒めの言葉にちょっと有頂天になったあたし


この日は全員で4頭の鹿を射止めて


あたしの初猟のお祝いお酒をしていただきました。


半日でドキドキ感は何年分味わったんだろう?


この日からあたしのハンターっ気が目覚めてしまったのでした。


先輩方こんなあたしにご指導ありがとうございました。


これからもよろしくお願いしますニコちゃん