ひろプリ最終回! | RDIのブログ(自作無線機 FreeBSD 超漢字等)

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「ひろがるスカイプリキュア」が最終回を迎えました。
私の感想としては、満足です。
20周年と言うことで、初代のオマージュなどもありながら、主人公が青キュア、男の子プリキュア登場などこれからへの挑戦も入った良いシリーズでした。
主役の関根明良さんの演技も素晴らしく、ソラちゃんは基本敬語ですが、抑えられなくなった時の怒気を込めた声が腹に響くようで、「こんな声も出せるんだ」と感心しました。
評価としては、ハグプリと同じぐらい、デパプリには及ばなかったかなぐらいです。
というか、デパプリがあまりにも良すぎたのですが。

男の子プリキュア登場についてですが、最初イラストを見た時はボーイッシュな子だなと思ったら、まさかの男の子。
”男の娘”でもなく、驚いてどうなるのか心配したのですが、始まってみればそんなことはありませんでした。
ツバサ君自体もプニバード族で妖精枠としてもおかしくないし、一番年下設定であるし、それに村瀬歩さんの声が中性的なので受け入れやすかったのかもしれません。

「評価が「オールスターF」に引っ張られて良くしているのでは」と言われるかもしれませんが、はっきりとは否定が出来ません。
それほどこの映画は良かったです。
同じ映画を映画館で2回も見たのは初めてでした。しかも、2回とも泣いたし。
今までのオールスター映画は、今までのプリキュアが出てきて、敵を倒して終わりなのですが、今回は1本の映画として十分の内容でした。

さて、ここまで良い所ばかりを書いてきましたが、欠点と言うか問題点を。
何と言っても、設定が雑。
ソラシド市になんでスカイジュエルが取れるのかとかの説明がないまま。
大きいのが、スカイランド神拳とヤーキターイの件です。
ソラちゃんも岩を素手で真っ二つにできるのならば、ランボーグを倒せそうだし(浄化は出来ないけれど)、「そもそも変身しても強さは生身と変わらないんじゃ」という気もします。
修行したソラちゃんと、特別な鍛錬なしなましろちゃんがプリキュアになったら同じ強さなのは、”力がすべてではない”とテーマに沿っているとしても、さすがにやりすぎです。
ヤーキターイも、住む世界が違ったとしても見た目が同じでも異なる具材で違う名前で食べ物が発展していったとの設定なら、それはそれでいいです。
が、その名前はなぜわざわざ似せた名前にしてしまったのか。別な名前でも良かったのでは。
もし300年前にタイムスリップした時に、ソラちゃんがスカイランド神拳を披露したか教えたかして、それが代々伝わってソラちゃん自信が会得するようになったとか。
ヤーキターイも、ましろちゃんがスカイランドでたい焼きを作ったのが、300年の間に具材や名前が変化して「ヤーキターイ」になったと言うなら、SF好きとしてはそれはそれで大好物な設定です。
ただそうだとしても「スクリマス」は説明できません。
もっとその辺練って欲しかったです。
それと、終盤に物語を詰めすぎたというのもありますね。
あとは私の好みの問題ですが、学校の場面が少なかったです。
せっかく可愛い制服だし、ソラちゃんの脳筋チート能力でもっと話を膨らませられたのかなと。

問題点を色々ありますが、まあ全体的には十分満足でした。
泣けるシーンもありましたし。
娘の評価はかなり良かったようです。
スタッフの皆さん、1年間ありがとうございました。

さて、次回から「わんだふるぷりきゅあ」です。
こちらも楽しみです。
推し候補はキュアニャミーとキュアリリアンですかね。