私たちにとっての衝撃の事実が発覚した日のことをちょいと振り返ってみます。
12月8日(土)の夕方、予約しておいてだんなちゃんのおたまくんを持ち込み、検査。
培養士の方から結果を聞くはずだったのが、ナゼか先生から話するので待ってくれとのこと。
この時点で既に不安がよぎっていました。。
その結果、先生から言い渡されたこと。
「精子が見当たりません。つまり、無精子ということになりますね」
私は運動率が低いとか、数が少ないとか、それなりの覚悟はしてはいたものの、
想像以上のこの結果に唖然。
泌尿器科の先生への紹介状を書いてくださるとのことなので、
とにかく紹介状を書いていただき、帰りました。
だんなちゃんは、それはそれはショックだったことでしょう。
家に帰ってベッドに入るまで、2人ともほとんど全く口をききませんでした。
だんなちゃんが口を開いたのは、お互いの顔が見えないベッドの中。
だんな「これからどうしたらええねん?」
私「検査して、もしおたまくんが見つかれば、顕微授精とかの方法はあるんでない?」
だんな「そこまでするか?」
私「できる限りのことはしたいと思うよ」
だんな「あんたはまだ若いから、やり直せる。そういう選択肢もある」
私「そんなこと言わないでよ。そんなことできるわけないじゃん」
・・・
だんな「じゃあ病院行って検査するぞ」
私「会社休めるの?」
だんな「休むわ。そんなん最優先事項や」
そんな感じの会話をしました。私たちの気持ちが、同じ方向を向いたことは確認できた。
でも、涙が止まらなかった。
私に対して、やり直せると言ったこと。
その時に、ほんのわずかにでも、そういう人生(だんなちゃんと離婚して別の人と結婚して・・)というのを想像してしまった自分に対する自己嫌悪。
けど、やっぱり、だんなちゃん以外と歩む人生なんて考えられないということ。
いろいろ調べてみると、精液中におたまくんが見つからない場合でも、
睾丸におたまくんが見つかれば、直接採取して、顕微授精に使えるということらしい。
もう私たちには、よくてもその方法しかないんだ・・・
そして、ほんとにおたまくんが見つかるかどうかは、今はまだわからない。
でも、可能性を信じて、自分たちにできることをするしかないのです。
1週間くらいは泣き暮らしていましたが(だんなちゃんのいないところで)
やっとここにきて、少し気持ちが落ち着いてきた自分です。
だんなちゃんはどうだろう・・・
一番辛いのは、本人なのだから。
私は泣き言なんか言ってられないのだ!