先月(2019年3月)の14日に発覚した静脈血栓症、19日には血栓が肺に移動し心臓発作寸前で、その後薬によって痛みも和らいでいたのですが、4月6日に死ぬかと思いました。
今の公務員の仕事が決まった後、もう1つある病院での仕事は辞めようと思っていたのですが、何分”縁”を大事にする性分なもので病院のスーパーバイザーから連絡が来て「誰もいなくて困ってるの!」と言われると助けなくちゃと思ってしまう。なので辞めずにいるのですが、5日6日の土日も急遽助っ人が必要だということで仕事に向かいました。私の部署が働かないと病院中の患者さんに毛布やシーツのほかタオル類が届かないので。
5日は無事に終了。旦那さんに迎えに来てもらい帰宅。
6日の朝、月恒例の女子の日が始まったので完全防備でスクラブの下にはめっちゃ頑丈な下着完備で出勤。
朝7時に始まって仕事をしているとくらくらする。
ちょっとグロいですが、
水道の蛇口をひねったかのような勢いで水の流れる感覚が下半身にあり。
そして自分の意識とは裏腹に倒れてしまいました。
働いている場所が病院だったこともあり、すぐに救急に移動。
出産を経験していない私が言うのもなんですが、妊婦さんでいう破水
が流血だったと仮定してください。
私の下半身は血まみれで、初めて大人用おむつをあてがわれていることに気づきました。
私が救急にいる間、同僚が私の分も残業をした上に私の下着等を洗ってくれていたことに感謝です。
肺の血栓を溶かす薬によって流血の量が増え、ヘモグロビンの数値が下がりもう少しで輸血が必要な数値75を下回るところでしたが、さすが気分は不死身の私、ぎりぎりセーフ。 でも血が減ったことによって胸の痛みも増加、苦しい1日でした。
旦那さんに迎えに来てもらい、職場の病院の推薦で家の近所の病院に移動。
さらなる検査の結果”血栓がまだ肺にいて悪さをしているとのこと。2カ月は消えないだろう”という大きさ。
この薬を飲んでいる限り毎月こんな苦しみを経験することになるならいっそのこと「子宮を取り除くか卵管を焼いてしまいましょう」って、軽く医者に言われてしまってまたショック。
30歳で結婚した時から妊娠が難しいといわれ、子宮の手術をここカナダで3度経験し、それでも再婚してから人工授精など挑戦していた私にとって子宮を取り除いてしまおうというアイデアは斬新でありながら残酷でもあり。 もう四十路も半ばなので子供はあきらめているにしてもショックが大きすぎて、久々に落ちましたね。
そして3月29日に受けていた癌検診のうちの1つ、マンモグラフィーで速攻引っ掛かり再検査をしに11日に来てくださいと言われ行ったのが昨日。
もう、落ち込みモードの私はここで乳癌なんて言われた日にゃぁ気が狂うってくらい落ちまくっていたんですね。
で、されるがままに再度検査。 写真で怪しい部分を詳しく説明され、その後超音波検査。
結果
癌ではありませんでした!!!!
旦那さんに即効報告。
昨晩は2人+猫2匹で私の誕生日のようなお祝い。
ケーキを買ってきてくれて4分の1を皿に盛られるという。
(食べました)
自分のことのように大喜びしてくれているのがわかり、彼の兄妹に電話をして報告。
手術をすれば私に二度と子供ができない、家族が増えない、そんな私のすべてを受け入れてくれていることに感謝した1日でした。