2022.4.16(土)PM6:45

雨に濡れる駅前のケヤキ

良い書とは
「線が伸びやかで空間が明るい」のだそうだ。

その視点で自分の作品をみると
まだまだ遠い道のりだなあ、と思う。

まだ始めて2年足らずのわたしは、
初心者から少し抜け出しつつ
ようやく「書道」が見えてきた
といったところ。

先生に
競書雑誌へ投稿して昇級昇段を目指すことを勧められた時は、少し迷った。

もう年をとっているし
それより
好きな字体を伸び伸びと書きたいと思っていたから。

でも勧めに従って
毎月課題に挑戦するようになって
今はとても良かったと思っている。

書道の知識が格段に増えたし
何より
締切りがある、評価される、というのはモチベーションが上がるものだ。

嬉しいことに現段階は
予想しなかった早さで級が進み
実力が伴っていないのに、
という戸惑いがある。

目標は?
これという具体的目標はない。

ただ
様々な古典の素晴らしさに触れ
それらを臨書する楽しみを追及し続けられたら、
それだけで幸せだ。
「良い書」が書きたい!と思う。