転移がなく切れる~爆笑とかなり吹っ切れた私。

帰って、子供にきちんと話しました。
上から10歳9歳7歳6歳1歳 
一番下は分からないからいいとして、6歳の次男。
幼稚園児の彼に話して分かるだろうか?
話しても幼稚園児の彼は幼稚園で言いふらすのではないか。
でもこの一ヶ月の不穏な空気は分かってる。
それに、私が退院したら胸が無いことをどう思うだろう。
旦那と相談して打ち明ける事にしました。
(病院からの帰りに幼稚園の先生には入院する事、その間不安になったりしないか心配な事、最後の参観日にも行けないこと、役員会も行けないことを伝えました。)

子供達に
「お母さんの胸に悪いものがあって、ずっと調べてもらってたんだけど、やっぱり悪いものだから明日入院して取ってもらうことにしたんだよ。」

「え?入院するん?いつまで?その間俺達どうするん?」

「予定は2週間。あなたたちはここで生活するから。(旦那の実家の)⚪⚪おばあちゃんと、(旦那の実家の)⚪⚪お姉ちゃんが来てご飯とか作ってくれるから。」

「(私の実家の)⚪⚪ばあちゃん家に行かんの?

「うん。(従兄弟の)⚪⚪くんが受験でみんなが行くと勉強にならんでしょ?」

「うん。そうじゃね」

「でね、手術でお母さん左の胸が無くなるんだよ。」

「え?全部?」

「うん、みんな大好きだったおっぱい病気だから、取らなきゃいけないんだよ」

「痛い?」

「麻酔してお母さん寝てる間に取っちゃうから痛くないよ。」

泣き出す優しい次女。

「大丈夫。取らないと死んじゃうかもしれないからさっさと取らないと。お母さん死んだら嫌でしょ?お母さんまだ死にたくないよ。みんなが大人になって孫だって抱っこしたいし、だから頑張る」

「大丈夫よ。お母さん寝とるだけだから」
と旦那が横やりを入れた。
 
「寝て起きたらもう取れてるから、大丈夫。だからお母さんいない間、お手伝いちゃんとする事、大人の言うこと聞こと、上の子は下の子のめんどう見ること、⚪⚪(長女)は△△(三男、一番下の子)のお風呂も入れてあげてね」

「はい。」

「みんな仲良く協力してね。お父さん仕事あるからみんなも手伝ってね。」

「はい」

決して良い子達ではない。
ケンカはするし、口ごたえはする、手伝いなんかしない、ウソだってつく。
でも全員が、ずっと不穏な空気を感じてたから原因が分かってスッキリしたようだった。

お風呂に入ってみんなが私のおっぱいにお別れをした。

次女だけは不安そうだったけど、あと子はみんな笑顔でお別れをした。

次女には抱きしめてゆっくり二人で話をした。
最後には笑顔で分かってくれた。

明日からの子供達を考えると不安だけど、とにかく私も頑張ろう。

病院はインフルエンザが流行ってるから面会出来ないのは良かったのかもしれない。(これはまた別の話で)

子供達への告知は無事に終わりました。