仕事柄、接客をしなければならない。精神的にひどく参っていた時期に、人に会うのは大変だったが、思わぬ励ましや気づきをもらえたりすることもあった。
その反面、顔色悪く痩せたわたしに、「私の親戚の者は10年かかった。実家に帰ったりもした」とか、「なが~くかかるわ」と、意地悪な笑顔で言う人がいた。明日、生きていられるのか、どうなっちゃうのか、気が狂いそうだったわたしに、そんな軽口は、とてもこたえた。もう年配の人だったから、聞き流すことにしてたけれど、同年配の、まさに自分も更年期障害でからだのあちこちが不調だという人に、聞きもしないのに、「私は7~8年かかったよ」と言われた時は、帰宅して泣いた。からだの不調だけではない、心も病んでしまっていた私はこれから、まだそんなに続くのかと、恐ろしくて絶望的になって、死ねば楽になるのかなとさえ思った。
なんで、弱った人にあんな言葉がかけられるのか、今も理解に苦しむ。ほんとに、なんなんだろ、あの人たち。