数的処理系は,公務員試験の教養試験の1/3を占めます。

この科目は,他の科目より多くの時間がかかってしまうことは避けられません。

でも,教養試験は,国家で150分,地方で120分しかなく,時間のかかる数的枝処理

でも1問4~5分以内で解く必要があります。

では,どうすれば,1問4~5分以内で解けるようになるか。

月並みですが反復しかありません。

大工さんが大工道具の使い方を習得するように,

ミュージシャンが楽器の演奏技術を習得するように,

ひたすら反復です。

①いざ,初挑戦→解けないので解説を読む。

②解説読んだら,即,その場で財挑戦。

③翌日もう一度再挑戦。

④1週間後・・・1か月後

1問4~5分で自力正解できるようになるまで反復です。

上記の②,③を実行してない人がけっこういます。

それでは,ダメです。

これも月並みですが,「鉄は熱いうちに打て」です。

あと,たとえ自信がなくても,「こうではないか」と思ったことは,

書いて考えることが大事です。

結果的に間違えだと気づいたなら,やり直せばいいことです。

これまた月並みですが,「失敗は成功の元」。

多くの問題をこなすことも大切ですが,それ以上に,同じ,問題を反復する!

そのことの大切さを,肝に銘じましょう!!


A~Fの6人がプールの1~6コースを使って競泳を行った。

その結果についてア~エのことがわかっているとき,確実にいえるのはどれか。
ア) Aは5位で,3コースの選手は6位であった。
イ)Bは1コースを泳いだ。
ウ) Cは最下位ではなく,Cの隣のコースの選手が優勝した。
エ)Dは2コースを泳ぎ,すぐ前に4コースの選手が,すぐ後にBがゴールした。
1. Aは6コースを泳いだ。
2. Bは3位であった。
3. Cは4コースを泳いだ。
4. Dは2位であった。
5. Eは1位であった。


選手--X-D-B

コース-4-2-1

上記3人は

case1)左から1位,2位,3位

または

case2)左から2位,3位,4位


case1とすると,

順位--1-2-3-4-5-6

選手--X-D-B-?-A-?

コース-4-2-1--?-?-3

●Cは1位でも6位でもないから,Cは4位。

●Cの隣のコースが1位(4コース)だから,Cは5コース。

●5位のAが6コース。

順位--1-2-3-4-5-6

選手--X-D-B-C-A-?

コース-4-2-1--5-6-3


case2とすると,

順位--1-2-3-4-5-6

選手--?-X-D-B-A-?

コース-?-4-2-1-?-3

●Cは1位でも6位でもないから,Cは2位。

●C(4コース)の隣のコースが1位だから,1位は5コース。

●5位のAが6コース。

順位--1-2-3-4-5-6

選手--?-C-D-B-A-?

コース-5-4-2-1-6-3


case1,2のいずれにおいても,5位のAは6コース。

正解1(Aは6コース)

以上です。


 A~Fの6人がプールの1~6コースを使って競泳を行った。その結果についてア~エのことがわかっているとき,確実にいえるのはどれか。
ア) Aは5位で,3コースの選手は6位であった。
イ)Bは1コースを泳いだ。
ウ) Cは最下位ではなく,Cの隣のコースの選手が優勝した。
エ)Dは2コースを泳ぎ,すぐ前に4コースの選手が,すぐ後にBがゴールした。
1. Aは6コースを泳いだ。
2. Bは3位であった。
3. Cは4コースを泳いだ。
4. Dは2位であった。
5. Eは1位であった。

回答解説は,一両日中にアップします!!


前回の問題の回答です。

①まず,自分と一緒に歩いている犬と出会うはずはないので,

出会った犬は自分の犬ではありません。

したがtって,Aの犬はコロではなく,Bの犬はシロではなく

Cの犬はシロでもクロでもありません。

■コロ■ポチ■シロ■クロ

A■×■

B■■■■■■×

C■■■■■■×■■×

②もし,Cの犬がコロとすると,

Aはコロ(&C)と出会った後,しばらくしてC(&コロ)

と出会うことになりますが,再開してないという条件に反します。

同様に,もしDの犬がシロとすると,

Bはシロ(&D)と出会った後,しばらくしてD(&シロ)

と出会うことになりますが,やはり条件に反します。

よって,Cの犬はコロではないし,Dの犬はシロではありません。

■コロ■ポチ■シロ■クロ

A■×■

B■■■■■■×

C■×■■■■×■■×

D■■■■■■×

③すると,Cの犬はポチ」で決まり,

シロの飼い主はAで決まります。

■コロ■ポチ■シロ■クロ

A■×■×■■○■■×

B■■■×■■×

C■×■○■■×■■×

D■■■×■■×

④DはAとは出会っていません。

コロはAと出会っています。

したがって,Dとコロは一緒ではありません。

したがって,

■コロ■ポチ■シロ■クロ

A■×■×■■○■■×

B■○■×■■×■■×

C■×■○■■×■■×

D■×■×■■×■■○

正解5となります。

大卒程度の市役所試験の問題です。一般知能の中の数的処理の中の判断推理です。

興味のある方は,挑戦してみてくださいな(^^)

 

A~Dの4人はそれぞれ犬を1匹ずつ飼っており,犬の名前はコロ,ポチ,シロ,クロである(ただし,順不同)。

ある日の朝,4人は各自の犬を連れて散歩に出かけたが,そのときの状況は以下のようである。
 ア Aはコロと出会った後,しばらくしてCと出会った。
 イ Bはシロと出会った後,しばらくしてDと出会った。
 ウ Cはシロとクロに出会った。   エ DはAには会わなかった。
以上のことから判断して,正しくいえることは次のうちどれか。なお,一度出会った者とは再び出会わなかった

ものとする。
1. Aはポチを飼っている。  
2. Bはポチを飼っている。
3. Bはクロを飼っている。
4. Cはコロを飼っている。 
5. Dはクロを飼っている。


解いてみたけど,解けなくて,気になる方はご連絡ください。

解き方と正解をお示しいたします。