5月の風 姫野 あこ
うまくいかなくて流した涙
その川の流れに
ぷかりぷかり浮いてここに居る
今はなんとなくね 解る気がしてるよ
それぞれの毎日
二人はぐれたまま迷子になって
戻れなくなっただけ
最初から交わること無かった筈の細い糸
風に揺れたまま 靡いた糸を
手繰る勇気も無いまま離れた
5月の風フワリ淡く
キミの面影 運んでくるから
会いたくなって 苦しくなって
立ち止まって仕舞いそうになるけど
涙よりも唄うメロディー
「君の空は晴れてますように」
あの日の自分に負けないように
歩き続けてくんだろう。
ひとつだけ 確かめたくて
くぐった 赤い扉
紛れもなくキミの音は在って
「 これでイイ。 」と思えたんだ
薄曇りのようで煌めきなんて無くて
色褪せた世界
今は未だ 道に咲く花さえ
グレイがかって見えてるけど
5月の風 遠い記憶
木漏れ日射す君 映し出すから
こんな キレイな景色がまだ
あるはず って強くさせる
涙よりも 響け メロディ
「君の空は晴れてますように」
あの日の夢は 何色ですか?
今も光続けてますか。
5月の風フワリ淡く
キミの面影運んでくるから
会いたくなって 苦しくなって
立ち止まって終いそになるけど
涙よりも 祈るメロディ
「君の空は晴れてますように」
あの日の自分に負けないように
唄い続けてく から。